40話
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ほど、パイロットの事だけでなく、機体の事も考えていなかったわけだ。」
「ええ、その通りです。この画像を見た瞬間に頭が真っ白になった記憶があります。」
そういって、溜息を吐きます。
「まあ、僕達も悪乗りしすぎたんだよね〜。実験結果を見て僕たち全員が乾いた笑いしか出なかったんだから。本当にざ〜んねんでした。」
「改修するにもコストが掛かりましたが、この機体はリミットを外した状態で最大戦速で戦闘するとそのたびにフルメンテナンスを行い部品を交換しないといけないので維持するためのコストもかなりかかります。」
「こりゃかなりの金食い虫だ。本当に残念な機体だ。」
「リミットを掛けた状態ならヒュッケバイン自体改修したのでそれ程消耗しないのですが、リミットを外すと機体自体が持たないという状態なので全力が出せないんですよ。」
そう言うとロイドさん以外が頭を押さえました。
「でも、かなり楽しかったなぁ〜。持てる技術をすべて使って改造したからほんと〜うに楽しかったよ。戒には悪かったけどね。」
楽しそうに思い出しているロイドさんに気になった事を尋ねる事にしました。
「ウプウアウトの武装はあの状態では使えませんか?」
「Z・Oソード以外使用は控えた方がいいね。また、ざ〜んねんでしたといわれたくなかったらね。ジェイルが出てこないと判断できないからね。」
「どういう事ですか。」
「ウプウアウトの戦闘データを見てから自室でずっとデータの解析をしているんだよね。不気味な笑いを浮かべながら。」
その言葉に嫌な予感と悪寒を感じる自分が居ます。
「彼は君が担当すべきだから誰も不気味過ぎて近寄らないんだけどね。本当についてないよ、君ってさ。」
どうやら私はこれからジェイルの問題を解決しないといけないようです。
・・・・行きたくないと感じるのは罪でしょうか?
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