40話
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ミサイルポットらしきモノも付いています。
「これまた、砲撃のみにしか特化してないなぁ。」
「そういう装備ですからね。武装の説明に入りますよ。肩についているのがツインビームキャノンです。足についているのがマルチトレースミサイル、右腕に付いているのがグラビティ・レールガン、左腕にはビームガトリング、そして両腕に持っているモノはランツェ・カノーネです。」
「ランツェ・カノーネとは何だ?他のモノは解ったのだが?」
「ランツェ・カノーネはダイナミック・ゼネラル・ガーディアンの2号機に装備される予定のビームランチャーです。ただし、こちらのモノは小型化されており、出力は落ちていますが貫通力は高いですよ。」
その言葉を聞いたイルム中尉は訪ねてきました。
「おい、ダイナミック・ゼネラル・ガーディアンて何だ?」
「とある場所を防衛させるために製作されている特機の事ですよ。」
「とある場所ってどこなんだ?」
「言う事は出来ませんよ。政府の機密になります。」
「機密をお前さんが知っている事にオレは不安を感じるんだが?」
「信用できなければ後ろから撃ってくれて構いませんよ。」
そこでイルム中尉は苦笑しながら話しかけてきます。
「おかしな行動したらやらせてもらうさ。」
「まぁ、簡単には撃たれませんがね。」
「それにそちらのお嬢さんから睨まれてるのは辛いんでな。今のところは信じるさ。」
その言葉を聞いて、アーニャの方を見ると目つきが鋭くなり殺気が見え隠れします。
そのために、私はアーニャに話し掛けます。
「大丈夫ですよ、アーニャ。こちらがおかしな行動をしない限り、彼は心強い味方ですから。」
「戒がそう言うなら何もしない。」
そう言って、殺気が霧散しますが注意は必要でしょう。
どうも、彼女は私を絶対視しすぎているようですから。
「すいません、イルム中尉。手出しはさせませんから。」
「ああ、気にするな。親父が信頼しているんだ。大丈夫だと思いたいんだがお前さんは知り過ぎているからな。不安を感じちまう。」
「それは人間として当然の事ですよ。それより、ライ。どちらのタイプにしますか?」
「ああ、砲撃戦タイプで頼む。」
「わかりました。細かい武装はこちらのノートパソコンにデータが入っています。どれを選ぶかご自分で決めてください。それと分からない事が有ったらセシルさん、メガネの掛けた青年のロイド、紫の髪をした男性であるジェイル、もしくは、私に聞いてください。」
「わかった。」
そんな会話をしていると今まで体を小刻みに震えていたリュウセイが私に話し掛けてきます。
「今すぐにトマホークを出してくれ!そして、腹からビームを出せるようにしてくれ!」
「あなたは何を言っているんですか?」
「ゲ
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