暁 〜小説投稿サイト〜
目覚めたらキンジが昊陵学園にいました
Episode 1 第一話
[1/4]

[1] 最後 [2]次話
東京武偵高校2−A遠山キンジこと俺は休日なのでソファーに座ってpspをやっていて、その後昼寝をした。
はずだった...

「ここはどこなんだ...」

周りを見てみると人らしきものが二人

(敵か?...武器はないみたいだ)

「これで投与完了ですわ」

投与?何のことだ?
突然胸のところが光りだんだんあつくなって来た
そのあつさはだんだん増して、火傷するほど...いや、火傷しそうだ...死ぬほど

「ぐわああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

突然《焔》が俺を包み込んだ
血、肉それに骨を焼き尽くすように、壮絶(そうぜつ)な痛みを上げた

「さあ、《焔牙(ブレイズ)》と叫びなさい!!!」

俺は手を突き上げ《焔》を掴む

「ブ、《焔牙(ブレイズ)》!!!!」

出て来たのはベレッタM92F、俺の愛用銃

「ふふふ、興味深いですわ、《拳銃(ベレッタ)》。本来難しい構造の武器には慣れませんが、《唯一無二(アンリヴァルド)》って感じですね。あなた何者ですか?」

「ただの高校生さ、偏差値が低く荒っぽい学校のな」

いつもどうりのセリフを吐いたら、人影(?)がくすくすと笑った

「あなた結構面白いわ、今から高校生になるのに。まあ、いいわ。」

え!?今から!?どうなってんだ。

「最後に一つ――」

「――願わくば、汝がいつか《絶対双刃(アブソリュート・デュオ)》へ至らんことを」

アブソリュート・デュオ?なんだそれ
俺は疑問を持ちながら外へ出た


☆★☆



昊陵(こうりょう)学園入学式会場...と、とにかく今は情報収集だっ
俺はポケットからさっきもらった入学案内(パンフレット)を取り出した

昊陵学園は戦闘技術訓練校、武偵校に例えるなら《強襲科(アサルト)》って感じだ
戦闘技術訓練校に見せかけて、実は九十九(つくも)朔夜(さくや)――この学園の理事長のために創られた研究施設でもある
彼女が行う実験は《超える(イクシード)》の育成と《黎明の星紋(ルキフル)》の研究。主に後者が目的
《超える(イクシード)》は《黎明の星紋(ルキフル)》という名の‘生体超化ナノマシン’を投与された者のこと
投与された者は人間の限界を遥かに超えた身体能力を手に入れることができる、そして《魂》を《(ブレイズ)》と呼ばれる武器となる

人間の限界を遥かに超えた身体能力といっても大体3倍くらいか
まあ、分かったことはこれと学費無料で全寮制。三食メシ付きで生活費までもらえるお得な学校だ、てこと

『一同、静粛に。間もなく、入学式を開始します。進行は私、三国(みくに)が行います』

二十代半と見られる男性教師らしき人物が壇上で入学式開始の言葉を言い始めた

[1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ