Episode 1 第一話
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そして闘う意思のある者だけが《力ある言葉》を口にした
「おい、あんたはどうする」
隣のゴリマッチョが話しかけてきた
「おまえも逃げんのか?それとも闘うのか?」
「俺は...っ!」
壇上の影裏から一人の人物が見えた
シャーロック!?どうしてここに、喋ってるのを読唇すると
『がんばれキンジ君』
っち!やるしかないか
「おい!!どうした!!」
ゴリマッチョは《両手大剣》を俺にむかって振った
ブンッ!
「うお!」
ぎりぎりで避けた、しかし突然来たので重心は後ろに傾き、俺は後ろに倒れた
傷つかないけど普通に当たれば気絶物だぞそれ
そして――
ドン!
蹴られた、ゴリマッチョ――ではなく見知らぬ女子に
彼女も俺が倒れるのが想定外らしくつまずき俺の上に倒れた
「きゃ!」
「う...むぐ」
俺の顔に胸が押し付けられた
ラベンダーの香りが顔に広がった
俺はきずいた、身体の芯が熱くなってるのを
そして俺はなったHSS―――ヒステリアモードに
HSS(ヒステリア・サヴァン・シンドローム)は思考力・判断力・反射神経などが通常の30倍にまで向上するがトリガーは‘性的興奮’
今は《超える者》だから常人の90倍かな
「むぐむぐぐぐ」
「な!?い、いやああああああ!!!」
彼女はいきおいよく起き上がった
「その、これは事故だからな。だからね」
俺は優しく微笑んだ、ついでに頭を撫でてやった
「事故なら許す」
いい子でよかった、なんかセーラに似ているな
「じゃあ、またね」
「うん」
お別れを告げた後俺はゴリマッチョに振り向いた
「待っていてくれてありがとう」
男だから適当にやりつつ
「じゃあ続きを始めようか」
☆★☆
「あんたは《焔牙》を出さないのか?」
「ああ、俺はこれでいいよ」
「そうか。じゃあ、ふん!」
《両手大剣》を俺に向かって振った
俺は避けて、あいつが自分の大剣で視界がふさがれるのを待ち――
「...《焔牙》」
小声でいい、ホルスターに...ん?あったホルスターが。まあいい、《拳銃》差し込み体制を整える
「あんたさっき《焔牙》を出したな」
「ん?なんでそれを?」
視界を塞いだはずなのに
「《焔牙》を出すときに胸元が光るんだ。で、あんたの武器は?」
「ちょっと事情でね、しまってある」
「そうか、では再開しよう」
「ああ、でも俺はこれでもう終わりにするよ。さっ
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