第十一話 赤ん坊になったはやて
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いママ!」
「うるせえなお前は・・・」
古女房みたいに呼ばれた飛鳥はとりあえずミルク作って飲ませていた。
一方楓は
「うぎゃああああああああああ!!何ではやてさんこんなに仕事溜め込んでるの〜〜〜〜」
はやての山積みになった仕事を片付けていく楓。楓は馬鹿だが元々仕事に使う頭は持っていたらしくはやての仕事をこなしていた。
「くぅう!!はやてさん!絶対にバイト代ふんだくっちゃる!!」
そう言って楓ははやてのクレジットカードを持っておもちゃ屋さんに向かうのだった。
更にスバルは・・・
「疲れたぁ・・・」
大地を抱っこしながら散歩していた。子育ての大変さを感じ取っている最中でもある。
「おい!居たか!?」
「何処だ!!」
何故か家中何かを探している力と飛鳥。何を探しているかというと・・・
「「はやて何処行った!?」」
そう・・・力と飛鳥がウトウト寝てしまった瞬間はやての姿なかった。現在二階を捜索中。
「力!!」
「はうあ!!!」
ベランダを見てみると屋根の上にはやての姿が・・・
「やばい!!」
急いで1階に下りる力と現場で挑戦を試みる飛鳥。
「良いかはやて・・・絶対にそっちに行くなよ・・絶対な・・・」
恐る恐る屋根の端にいるはやてに接近を試みる飛鳥。
すると
ポロリ
「のおおおおおおおおおおおおお!!!」
屋根から落ちてしまったはやて。
そこに
「ダイビングキャッチ!!!」
下に到着した力がはやてをキャッチし事なきを得た。
「えらいぞパパ!チューしてあげたい!!」
そう言う飛鳥と力ははやてを抱っこしながら呟いた。
「はぁ・・・お騒がせベイビーだなお前」
その時だった。
「ぱ・・ぱ・・・」
「は?」
突然はやてが力に向かってパパと呟いたのだった。
そして飛鳥に・・・
「ママ!!」
「なぬ!!」
フリーズする飛鳥だった。
一週間後
「なぁ・・・力君どうしたん?」
何だかんだで時間が切れて元に戻ったはやての視線の先には凄い自己嫌悪の状態の力の姿が・・・
「ねぇ〜なんでウチの貯金こんな無くなってんの?」
楓の超合金代で消えてしまった貯金に何故か考え込むのだった。
尚力は・・・
「俺もう婿に行けない・・・」
「まぁ・・・ダメだったらはやてに引き取ってもらえ・・・」
そう言って頑張って慰める飛鳥だった。
こうして何やかんやではやてベビー化事件は幕を閉じベビー化した大地の面倒をやり遂げたスバルと一緒に力はお疲れさん会を開いていた。
「子育てって・・・大変・・・」
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