最終話「ノンストッパー」
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止力になっている。白式も二次移行したし。
白式の中の人はあの後出番が無さ過ぎて俺の夢に出るようになったとか・・・クロエちゃんとの文通が続いてるとか・・・男性IS操縦者がちょっとずつ増えているけど相変わらず条件が謎とか・・・一夏が努力の甲斐あって日本代表になったとか・・・あとはデュノア社日本支部が出来て黒兎隊の面々と友達になったくらいか。
本当、特に何もなかった。お鈴と同居している件?・・・だって、悪さするわけでもない猫を追い返すのって気が引けるじゃん。にゃんこを止める権利は人間にはないのだ。めうめう。ちなみにめうめうってのは猫の鳴き声の「Mew」のことだ。ホントは発音「ミュー」だけど。めうめう、いい響きだ。にくきゅーハンコをペッタンタンしたくなる。
え、更識姉妹?両方一夏戦争に参加しました。束さん?たまに会うけど、俺の方を見て「深夜テンションってやっぱり怖いね」と毎回言い残していくのがよく分からない。まさか白式を一夏じゃなくて俺に与えたのって深夜テンションの思いつきだったなんて言わないよな?
「あ、そういえば千冬さんに聞いたんだが・・・なんか昔行方不明になった妹が見つかったから一緒に暮らすんだって」
「ふぅん・・・・・・上手くやっていけるといいな」
「お前ん所の家族みたいにな。明日一緒にご飯食べに行くんだろ?」
こやつの両親は離婚している。説明省いたけどそれが原因で一度中国に帰ったし。だがやっぱり2人に和解して欲しかった鈴は頑張って、どうにか家族集合にこじつけたのだ。
「あ、それなんだけどさ・・・アトム、改めて”紹介”したいから一緒に来てくれない・・・かな?」
「・・・・・・」
「・・・・・・にゃあ」
招き猫みたいに手をこまねいた。いい歳して甘えるネコそのものだ。
「お前最近それやれば俺が言うこと聞いてくれると思ってないか?」
「・・・・・・みぃ」
舌をちろっと出してこっちを見上げてきた。かわゆい・・・・・・しかも憎めない。
――ちなみに言い忘れたが、どうやらお鈴は俺が前世で死ぬ前に助けたにゃんこの生まれ変わりだったらしい。道理で猫のマネが上手いわけだよ畜生。
とっぴんぱらりのぷう。
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