最終話「ノンストッパー」
[5/8]
[1]次 [9]前 最後 最初
小型シールドを装備した接近戦向けになってた。何気に射撃武器があるのでバランスがいい。
というかアレ、簪に回るはずだった機体では?せんせー簪ちゃんが息してないの!!・・・ああ!なんか水色の髪で眼鏡かけた女の子が血涙流してらっしゃる!やべえ生徒会長に殺される!?
とか思っていると、アリーナにゴーレム突っ込んできた。どの作品でもやってきては撃破されるやられ役のかわいそうな御仁だ。
だが、今回はいつも以上に相手が悪かったな。原作と違うんだよここは。何かお鈴が俺の部屋に住み始めて以来異様に元気で、今もほら元気にゴーレムをぼこってる。一夏、ただ突っ立っているだけ!唖然の棒立ち!無論、俺も唖然!
「双天牙月!!」
『ガピー!?!?』
「へん、私は『デンジャラス・ガール』よ!ボルテッカァァァーーーッ!!!」
衝撃砲ってそんな武器だっけ?と聞いても許されるレベルの青白ごんぶとビームによってゴーレムは消し飛ばされた。なお、さっきの叫び声でアリーナの集音マイクとスピーカーが負荷によりお亡くなりになった模様。
ISはテッククリスタルだったのか。ナムアミダブツ・・・あ、お鈴がこっちに手を振っている。周囲の目線が生暖かいのでいと恥ずかし。
= =
――転入生が現れました――
「姉のシャルロットでーす」
「妹のラウラでーす」
「友達のオーシオ・ヘーハチローです」
「最後の奴は誰だ!?」
オーシオさんはデュノア社の人だった。秘書らしいが名前と顔が思いっきり日本人だ。
この世界のシャルロットは浮気問題を逆手にとって父親を失脚させ、デュノア社社長の座を乗っ取ってしまったようだ。女の子と言うのは時に男以上に逞しいのである。営業大丈夫かデュノア社と思ったが、美少女社長という事で株価鰻登りらしい。
ちなみに社員曰く、「浮気するようなオッサンよりは可愛い女の子のもとで働く方がいいよね!」だそうだ。貴様らは歪んでいる!その歪み、この俺が断ち切・・・れないんだけどね。俺たちは○ンダムじゃないからね。
「私が社長です。但し仕事は部下がします」
「我々姉妹で社の実権を握っているのだ」
「ボーデヴィッヒ・・・1年見ないうちにお前に何があったんだ!誇り高きドイツ軍人になりたいと熱く語ったあの日の目の輝きは嘘だったのか!?」
けっこうノンキしてた織斑先生もこれにはビビった。俺の聞きたいことをバンバン聞いてくれるそこに痺れぬ憧れぬゥ!
でも感謝します、剣道の指導とか。一夏を独りで面倒見る重圧に耐えきれず、時々浴びるように酒を飲んでたのも知ってますから、ね。晩酌付き合いますよ。
「教官、今の自分はラウラ・デュノアであります」
「養子縁組はまだいいとして、デュノア社はフランスが本部
[1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ