最終話「ノンストッパー」
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頑張れば強いけど、頑張らなくても強いのが嫌いなのです!」という格ゲープレイヤーみたいな千冬さんディスりが印象的だった。ピットに戻ると千冬さんが「アトムお前篠ノ之流学べ」という期待を込めた視線と、自分の事のように喜ぶ一夏の姿が。おいやめろ抱き着くな!箒さんの目線が絶対零度だぞ。つかキモイ。
その後、一夏は打鉄でセシリアと戦ったわけだが、「命取ったらぁ」と言わんばかりにポン刀一本で突っ込んだ一夏は普通に鉄砲に撃たれて負けた。銃は剣よりも強しである。やっぱ原作のあれは機体性能あってこそだったんだろうか・・・・・・いや、多分セシリアの髪の毛が若干天パになってる所為だと思う。
= =
さあ、新しい朝が来た。希望の朝だぞ、喜べよ。
クラス代表とかいう七面倒くさい役割を早々に一夏に押し付けた俺はすがすがしい気分だったわけだがいつの間にやら千冬さんに剣の稽古つけられることになってて自由がブレインショック。気分はほんのりマリッジブルーだ。ただ、一人部屋を勝ち取っているのでその点では気楽で助かっている。
周囲には「男なのにISで強い」とか「織斑先生に贔屓されてる」とかいろいろ言われてさまざまな感情の入り混じった視線を浴びている。癒しが欲しい。にゃんこ飼いたい。めうめう。にゃんこは天上の存在なのです。
と食堂で洩らしたら、なぜかいつの間にか「打鉄の耳パーツはネコミミかイヌミミか」という論争に発展していた。お前らみんな暇だな。俺は剣道教え込まれたせいで筋肉痛だよ。
そしてその日、人類は思い出した・・・フラグと言う名の恐怖を!!
ぼうっと歩いていたせいかその人影に対応しきれず、どん、とぶつかってしまう。筋肉痛の事もあって俺も相手と一緒に倒れてしまった。ずたずたになった筋繊維に走る無慈悲な衝撃は神経を伝わって俺を蝕む・・・とか思っていると、相手があれだった。
「ぐおぉぉ!?こ、これはキツイ・・・」
「あたたた・・・・・・って、あれ?その声は・・・」
「「あっ・・・」」
り ん ち ゃ ん な う 。
やっちまった感がぱねえがお鈴がやって来る日だってすっかり忘れてた。一夏フラグが息してないため暴力ヒロインたる所以が発揮できないのだが、それはそれでいいことのような気がする。
ともかくその日はフッた手前どう接すればいいか分からず、無難な感じで案内を済ませて終わった。お鈴もちょっと居づらそうになにかもごもご言っていたが、取り合えず翌日に回したら・・・大変なことになった。
食堂でお鈴が待ち構えていたのは予想通りだったが、まさかそこからあんなことになるなんて思わんだろう。食堂に行ったら、そこには落ち着きなく手遊びするお鈴の姿。そして、なんとお鈴は俺の姿を見つけるなり「ムシスンナヤゴルァー!」と叫
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