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【艦これ】艦隊これくしょん・闇 響・黒編
第1章 闇艦娘の提督
第06話
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ぉが。痛みに逆らってよぉ、痛みを受け入れてよぉ、お前を犯しまくる! なんならお前が俺を犯したっていいんだぜぇ? 傷だらけの俺をよう、お前がめちゃくちゃに犯してみろや」

 ぞくぞくとしたものが五十鈴・黒の全身に流れた。
 提督を犯す、その甘美すぎる響きは五十鈴・黒をこの上なく興奮させた。

「……いいの、そんなこと言っちゃって……私が提督を犯す? そ、そんなの……本当にいいの?」

「いいも悪いもよぉ、そんなにぼったぼた愛油を漏らしてよぉ、したくてしょうがねぇんだろぉ? いいぜぇ、俺を元に戻してくれたささやかな礼だ。今日は好きなだけ、俺をお前の好きにすればいいぜ」

 五十鈴・黒のスカートから、ぽたッ、ぼたッ、と愛油が垂れ落ちている。
 もはや我慢できないとばかりに五十鈴・黒はとろけた目で提督を見つめて、ぐいぐいと提督の腕を引っ張る。

「好きにするッ! 好きにしちゃうッ! 提督が言ったんだからね! 提督を好きにしていいって!」

 五十鈴・黒の目がほのかに赤く輝く。

「おいおい五十鈴・黒よぉ。お前が闇に呑まれてきてんぞぉ?」

「しょうがないでしょ! 提督が五十鈴・黒を興奮させたんだから! もう我慢できないわ! 興奮しすぎでおかしくなりそうだよぉ! ぼろぼろの提督を私が犯すなんて! あああぅ、それはたまらない! たまらないわぁ!」

 ぶわわぁぁぁと五十鈴・黒の身体から闇が噴き出る。
 五十鈴・黒はよだれを垂らしながら、下卑た笑いを提督に向けている。

「……因果応報ってやつか……陸奥・黒の悲劇を俺自身が追体験することになりそうだなぁ……」

 傷だらけの提督は興奮しきった五十鈴・黒に首根っこを掴まれ、ずるずると引きずられていく。

「うふふふッ、今日はいい日だわ! 最高の一日になりそうだわぁ!」

「……今日はいい日だったのになぁ……最凶の一日になりそうだなぁ……」


(任務達成)
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