第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
第四話 龍の羽ばたき
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「じゃあ、ブリーフィングを始める」
俺たち機動六課フォワード部隊は現在現場までヘリで移動中だ
新人達は飛行魔法を使えないし、この時間をブリーフィングにさけるという理由がある
「今回の目的は敵ガジェットにより暴走させられているリニアレールを止め、レリックを回収することだ」
俺はホロマップをデバイスから呼び出し、リニアレールの現在地を表示させる
「ここまではヘリで遅れるがそこからはフォワード部隊のみで作戦を行う。役割だが、両隊長は航空戦力の対応。分隊員はリニアレールの対応を」
新人達が驚きをあらわにしている。おそらく隊長たちも来ると思っていたのだろう
「俺は後方で各員に指示をだす。援護は当てにするな。それから、新人達はティアナをリーダーとしてある程度自由に動いていい。色々考えてみろ」
「私、ですか」
「ああ。お前にはその才能がある。いつか俺たちが指揮出来ない時の事も考えると経験を少しは積んだほうがいい」
「了解しました」
ありゃ、結構緊張してるか。まあ無理もないか
「最後になのは隊長、なにかあるか?」
「みんな、新デバイスでぶっつけ本番になっちゃったけど練習通りやれば大丈夫だからね」
「はい」
「頑張ります」
「エリオとキャロ、それにフリードもしっかりですよ!」
「はい」
なのはの声にスターズ分隊の二人が、リインの声にエリオとフリードが応える
「よし。危ない時はなのは隊長、フェイト隊長にリイン曹長がフォローするから、萎縮しないで、思いっきりやってみろ!」
「「「「はい!」」」」
いい返事だ!
「んじゃ、俺はここで降りる。ヴァイス、サーチャー配布頼んだぞ」
「了解ですぜ!」
メインハッチが開き、俺は飛び降りる
「行くぞ相棒。部隊の初陣だ、やってやろうぜ!」
<ああ! スタンバイ・レディ>
「セットアップ!!」
俺の体をバリアジャケットが包み、アルティメイタムがその姿をガンモードへと変える
[問題の貨物車両は速度70を維持しています。重要貨物室の突破はされていません。それから航空型の姿をこちらのレーダーでも捉えました]
「了解した、こっちでも可能な限り落とすけど制限が厳しすぎる。主に隊長二人に落としてもらうことになる」
[[了解]]
「よし、BC01、遠藤蒼炎、いくぞ!」
俺は隊長とロングアーチにだけつながる回線でそれを伝え、予測戦闘中域後方まで飛んでいく
「アルティメイタム、サーチャーの観測データ、戦闘中域のマップを重ねてホロ表示してくれ」
<わかりました>
俺の横にホロマップが表示されている、そこには俺が戦闘前に出しておいたソナー型サーチャーとヴァ
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