第一話 僕が大家!?しかも何このお屋敷!その八
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思っていたけれどそれでもだ。
「このお屋敷は」
「狭いかとも思いましたが」
「これ宮殿ですから」
「イギリスのとある公爵のお屋敷をモデルにしたものです」
それがこのお屋敷らしい。
「義和様は三階に。そして私もです」
「三階にですか」
「お部屋をお借りすることになっています」
「じゃあ僕と同居で」
「そうなりますね」
「そうですか、じゃああらためて宜しくお願いします」
「こちらこそお願いします」
畑中さんは僕に礼儀正しく頭を下げて挨拶を返してくれた。自分の挨拶が恥ずかしくなる位見事な返礼だった。
「至らないですが」
「いえいえ、本当に」
「階が共同のおトイレや男子浴場、女子浴場及び食堂キッチン舞踏会場やスポーツジム等となっておりまして」
「設備凄いですね」
「そうでしょうか」
これでもまだまだという感じだった、、畑中さんが言うには。
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