第二十三話 楽しい…旅行?
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ハドレット「へ?慰安旅行?」
とハドレットがいきなり疑問符を浮かべた
セルベリア「ああ…この暑い中じゃ勉学に集中出来ないだろうって…2-Aの皆でナベリウスの凍土エリアに出来たスキー場で遊べって…担任が…」
エアリィ「何を考えているですの?うちの担任…」
ハドレット「そうだね…男って僕だけだし…なんかいまいち乗り気しないなぁ…でもスキーなんて初めてだし楽しむってもの良いんじゃないかな?」
エアリィ「票集めはどうするんですの?他の奴らだってバカじゃあるまいし…いくらお姉様が氷結の女王って呼ばれても出来ないことがあるんですのよ?」
セルベリア「その呼び名は止めてくれ…恥ずかしい…」
「ねえー委員長!」
と三人が話している所に2-Aの女生徒が数人来た
セルベリア「どうしたのだ?」
「委員長!あたし達も行きたぁい!」
「だって暑くて溶けそうだもーん…」
「お願いします委員長!選挙手伝いますからぁ!」
と生徒達必死の抗議でセルベリアは折れた
セルベリア「はぁ…わかった…じゃあ明後日の土曜日、ターミナルに集合」
「「「「やったあああああああああ!」」」」
エアリィ「お姉様のカリスマは凄すぎますわぁ!」
ハドレット「あはは…ん?」
ハドレットのデバイスにメールが入った
そしてそのメールを見た途端、ハドレットの顔が一気に青ざめた…
ハドレット「こ、こりゃあ…とんでもないことになりそう…」
惑星ナベリウス 凍土一般解放エリア
惑星ナベリウスの凍土エリアのとある一部が一般解放されており、自由にスキーなりスノボーなどを楽しめるようにゲレンデとなっている
勿論この日は休日の為一般客が大勢いる
ズシャアアアアアッ
とゲレンデをスノボーで降りていく人一人
周りの観光客がその人の滑りを見て歓喜の声を上げた
「おい見ろよ!」
「なにあの人格好いい!」
「誰だろう?プロの人かな?」
そしてジャンプ台で一気に大空へ舞った
スピードがあったお陰かかなり飛んでいる
「スゲーまるで鳥みたいだ!」
「何て高さなの!」
…しかし…
「てか…飛びすぎじゃね?」
そう、ジャンプしてからもう200mは飛んでいるのである…
なぜなら…
滑っていた人の肩を見ていると…何やら細いワイヤーみたいなものが二本…
そしてその先には…戦闘機が…
そうこの人は戦闘機の補助で滑って飛んでいたのである
「現在、高度20mを時速30km/hで飛行中、前方の着地予定地点に人影が…指示をどうぞ」
どうやら着地地点に降ろすのに人がいるため降ろ
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