第七十四話 Amazon Area
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を助けようとするエックスの行動に。
エックス「ヤンマーク」
ヤンマーク「絶対に行かない!!助けるフリをして殺すつもりなんだ!!もう僕は信じない…お前達なんか……!!裏切られたあの日から……止めてくれ…」
言葉の最後は哀願であった。
彼の胸にあの日の苦痛と悲しみ、無念さが込み上げてきて…。
エックスはヤンマークをじっと見つめる。
戦士には酷く不釣り合いな優しさに満ちた瞳だった。
エックス「俺も仲間に裏切られたことがある…。俺の部下であり、俺に剣を教えてくれたレプリロイドだった。そいつはルインというレプリロイドを愛していてな…シグマにそれを利用されたんだ。」
ヤンマーク「ルインさん…?」
エックス「知っているのか?」
ヤンマーク「…僕が森林保護プロジェクトに参加して間もない時、ミスばかりしていた僕を助けてくれた人だ」
エックス「そうか…話の続きだが、シグマに利用された彼はイレギュラーハンターを裏切って俺達の敵となった。怒りもあったけど…同時に悲しかったな…。ヤンマーク、君は裏切られたと言ったな?けどみんながそういう訳じゃない。俺には心から信じられる仲間がいる。だから俺はみんなを信じる。君も…だから…」
ヤンマーク「………………」
長い沈黙の後、ヤンマークは静かに頷いた。
〜おまけ〜
時間軸はX7後。
アクセル加入。
ハンターベースの中には一部の者しか入れない部屋が存在する。
それはエックス、ルイン、アイリス、ルナ、ゼロ、エイリア、シグナスのみだったのだが、現在は新たに仲間となったアクセルも中に入れるようになった。
現在の時刻は午後14時30分。
アクセルは初めて入る部屋に辺りを見回した。
アクセル「ねえ、この部屋なんなの?」
ルイン「みんなで一緒におやつを食べる部屋♪」
アクセル「へ?おやつ?」
エイリア「いつも任務ばかりでは辛いから、ルインの提案で時間に余裕がある時、ここでみんな一緒におやつを食べるのよ」
いつも殺伐としたイレギュラー掃討で心身共に疲労するエックス達。
少しでも心に癒しをと思い、ルインが考案した。
ルナ「んで?今日のおやつはクランベリーがあったからクランベリーのマフィンか?」
ルイン「当たり!!」
アイリス「ルインの手作りのお菓子は美味しいもの。アクセルも気に入ると思うわ」
アクセル「ルインってお菓子も作れるんだ…」
ゼロ「しかし…」
全員【?】
クランベリーマフィンになるべく待機している材料を眺めるゼロ。
そこにいるのは小麦粉、砂糖、胡桃に
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