第七十四話 Amazon Area
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、ヤンマークは飛行システムを改造された。
そしてある日、森林を飛行調査した際、飛行システムが停止した…。
羽を失ったヤンマークは地上に落下し、帰らぬ人となった。
ヤンマーク「裏切られる前に消してやる!!もう二度と騙されるものか!!レプリロイド研究員も…イレギュラーハンターなど、“あの人”以外信じられるものか!!」
イレギュラーハンターはもう“あの人”しか信じない。
誰にでも優しく、明るく。
主に友人だと紹介され、慣れない仕事に悪戦苦闘していた自分に優しい言葉かけてくれた人。
天才であるが故に孤立しがちだった主を必死に友人として理解者たろうとした“あの人”しか信じられない。
攻撃が一層激しくなる。
エックスはブレードとスピアで砲弾を払う。
エックス「(ヤンマーク…)」
彼に何があったのかエックスは知らない。
ただその気迫から悲惨な目にあったことは分かる。
“裏切られた”
“信用出来ない”。
彼の言葉が胸に突き刺さる。
ヤンマークの攻撃は蜻蛉型メカニロイドを行使したオールレンジ攻撃。
メカニロイドが四方八方に動き、エックスに砲弾を当てていく。
ダメージは大したことはないが、このままではダメージの蓄積により支障が出る。
エックス「(すまない…耐えてくれよ)」
意を決したエックスは全身に凄まじいエネルギーを纏うと、それを広範囲へと解放する。
エックス「スピアショットウェーブ!!」
広範囲に発生した無数の貫通弾は蜻蛉型メカニロイドを一蹴し、ヤンマークの蜻蛉型メカニロイドによる攻性防御はあっさりと瓦解した。
ヤンマーク「フ、フォーメーション……うわあああああ!!!!」
レプリカファルコンアーマー最大の攻撃であるスピアショットウェーブを受けたヤンマークは錐揉み回転しながら墜落する。
低空飛行のために打ち身によるダメージは皆無に近いが、スピアショットウェーブにより、蜻蛉型メカニロイドと羽根を失ったヤンマークに勝ち目はない。
ヤンマーク「くっ…また僕は殺されるのか……」
無念さを瞳で雄弁に語っていた。
眼前には最強のイレギュラーハンター・エックス。
彼のバスターかビームスピア、ブレードが自分を貫くだろうと、ヤンマークは恐怖に強張る。
しかしエックスはバスターを元の腕に戻し、ブレードを腰に戻すとヤンマークに手を差し延べる。
エックス「立てるかヤンマーク?一応手加減はしたんだが…ハンターベースに行けばライフセーバーが君を治療してくれるだろう」
ヤンマーク「なっ…!?」
信じられなかった。
今まで戦っていた相手
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