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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第三話 「紅牙がいく」
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位も異なるが存在しているということじゃ?」
「ええっと……じゃあこの世界にも俺みたいな人間がいるってことか?」
「お前みたいなではなく、お前さん本人じゃよ?この世界に住むもう一人のお前自身じゃ」
「よくわからねぇが……この世界にも別の俺が居るってことか?」
「一つの世界で同じ人物が二人も居たらややこしくなり、連合の連中に嗅ぎまわされる恐れもある。よって、お前は今から名前を改めろ?」
「名前を変えるのか?」
「そうじゃ、よい名が浮かばぬのならわしが名付けてやってもよいぞ?」
「いいや、俺で決めるから口出すな」
俺は腕組みしながらいい名前を考え出す。ネーミングセンスは良くないが、それなりに大した名前を口に唱えた。
「白銀武だから……白銀……シロガネ……クロガネ?黒銀(くろがね)紅牙(こうが)……黒銀(くろがね)紅牙(こうが)
こうして、俺はこの世界で名乗る新た名前「黒銀(くろがね)紅牙(こうが)」を手にして、未だ把握しきれていないこの並行世界での壮絶な日々を生き抜くこととなる……



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