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真ゲッターロボ・地球最凶の日 第一部「滅亡への夜明け!」
燃えよ!ゲッター篇第三話 「紅牙がいく」
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出来ない。あいにくにもこの研究所にいるパイロットはお前だけじゃ!」
「俺が乗り込む前提で説明してんじゃねぇよ!」
「どうする?YESか!NOか!」
「唐突に問うな!俺は、行き成りこんな世界に迷い込んじまって頭の整理がまだついてねぇんだ!」
そうだ、いきなりこんなマンガのような世界に飛ばされちまってまだ混乱中だ。
「そんなことは知っておる!お前さんは、ゲッター線によってこの世界へ召喚されたのだ!!」
「!?」
俺は目を丸くして爺の説明を聞く。
「いや……正確に言うならば、社とかいう国連の小娘がお前の召喚に携わっている」
社?何だ……どこかで聞いたような?
「社……」
そのとき、突如ドッグ内に警報が走った。
『BETAの降下ユニットが研究場へ向かって落下しています!』
「エイリアン共め!狙いはゲッター線か?奴らがどうあがこうとも、ゲッター線はお前達の天敵じゃ!物にはできぬ……」
すると、爺はブツブツ呟くと、俺を見下ろしてこう叫ぶ。
「聞け!白銀武?お前さんはこれからゲッター1に乗ってここに振ってくる奴らの降下ユニットを破壊しろ!?」
「何だと!?」
「奴らにゲッターは阻止できぬが、わしらの身が危うい。ここでゲッター線を扱える人材を失うわけにはいかん!武、お前さんはすぐさまあの上半身のゲッター1へ搭乗しろ!?」
「ま、待てよ!手足もない状態のゲッターに乗れってのか!?」
「発射口を開いて撃ち上げてやる!お前はただのっていればいい!!」
「は、はぁ!?」
俺はなにやら強引にゲッター1の赤い懐のコックピットに閉じ込められてしまった。抵抗はしたものの、背後から変なヘルメットを被せられると、抵抗する力が途絶えてしまい、俺は言われるままにコックピットの座席に座らされているのだ。
コックピットは自動的に起動し、俺の周辺は全面がモニターとして映し出された。これなら、自分で振り向きさえすれば左右を視野で確認する事が出来る。
「では……撃ち上げるぞ?」
爺は俺をゲッターに収納したのを確認して、片手を上げる。
「ま、待てよ!?俺はこんなモン乗った事……」
「なら後で乗り方を十分に教え込んでやるわい!!」
そういうと、爺は上げていた片手をおろした。それを合図に、ゲッター1の上半身が展開された天井を発射口から飛び出し、上空へと飛びだって行った。
「ぐ、ぐうぅ……!?」
凄まじいGが俺の体にかかってくるが、妙に苦しさを感じないし俺は落ち着いていられた。爺が言っていたように、俺がゲッター線というのに選ばれたことで生じる事なのだろうか?
(武!聞こえるか!?)
コックピットから爺の声が聞こえた。
「じ、爺か!?」
(よく聞けぃ!今から一分後にゲッターは大気圏を越えてBETAの降下ユニットと接触する。奴らの宇宙船をゲッター1でぶっ
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