第6章 流されて異界
第98話 ここは文芸部?
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前に奪って来たと思われる薬品棚からお茶に必要な食器やその他を取り出して来る朝比奈さん。
何の為に、この部屋。……文芸部に理科準備室の備品が有るのかと思ったら、様は食器棚代わりと言う事ですか。
お茶の準備をする彼女をぼんやりと見つめ……。いや、ただ瞳に映すだけで、意識して見つめて居た訳ではない俺。
しかし、直ぐに入り口を背にする形のパイプ椅子に腰を下ろす。
何と言うか、愛らしい容姿の女の子が慣れた手つきでテキパキと行動する様を見ているのは悪い気分ではないのですが、それでも、あまり不躾にじろじろと見つめるのも不作法すぎますし。
それに、じっと見つめられていたら、朝比奈さんだって仕事がし難いでしょうから。
そう考えた瞬間――――
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