第四十一問肝だめし準備
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肝だめしをすることとなった次の日僕達はその準備をしていた。せっかくだから広い方がいいと言うことでA ~cクラスをかして欲しいと交渉しにいくと参加させてくれるのならいいと許可をくれた。みんなが準備するなか僕は姫路さんたちにお化けのことを話していた。
「お化けって結構種類がいるんですね」
「耳なし芳一とか化け猫とか結構怖そうね」
「怖がることはねぇよ」
「本当にいるかもわかんねぇ奴等だから」
「美波も姫路さんも先輩のいうとうりだよ」
さすが先輩僕たちより一年長く生きてるぶん僕の言いたいことが…………
「って何で先輩がいるの?!」
僕たちの会話に入ってきたのはソフトモヒカンの先輩と坊主の先輩、昔清涼祭で戦った常村先輩と夏川先輩だ。二人は不思議そうな顔をして僕の問に答えてた。
「何でって……」
「んなもんサボってるからに決まってんだろ桐ヶ谷先生の授業は自由参加なんだ」
桐ヶ谷先生って言うのは教頭の桐ヶ谷リュウヤ先生のことだ。桐ヶ谷先生の授業は参加するのもしないのも生徒の自由だ。まぁ参加しなければテストに困るだけだけど。
「常村君、夏川君どこにいるんですか?また高城君に怒られますよ」
「ゲッ、めんどくさいのが来やがった」
そう言うと二人は近くのロッカーの影に隠れる。その後教室に入ってきたのは眼鏡をかけた気の弱そうな先輩確か藤條真孝っていったっけ?
「スミマセンここに常夏コンビが来てませんか?」
常夏コンビは三年生でも呼ばれているらしい。
「あ、先輩その二人なら………え?」
「僕と結婚しましょう」
如月さんを見た先輩が眼鏡をのけて如月さんにプロポーズしている。
「藤條グループの息子である僕と結婚すればあなたは幸せになれますよ」
藤條グループ………どこかで聞いたことあるような…………
「藤條グループって確かお見合い相手の……」
「僕のお見合いのことをしっておられるのですか?」
「私がその相手です」
「なんたるぐうぜんこれこそ神が私に与えられた幸福と言うことなのでしょうか?!」
なんなんだこの人?
「先輩なんなんですか?この人?」
「眼鏡をのけた藤條は笹本のヤローの作戦よりめんどくせぇからな」
あれ?なんか聞いたことある名前が聞こえたけど気のせいか。
「ごめんなさい私には好きな人がいるので………」
そうこうしているあいだに如月さんは先輩のプロポーズを断っている。断られた先輩は僕を見た後木更津市さんにこう告げた。
「その好きな人はあなたを幸せに出来るのですか?壁を壊したり覗きをするようなヤツに」
なんだろうこの先輩は何か勘違いしてる気がする。
「如月さんあなたの学年は肝だめしをするようですねなら僕達三年生と勝負しませんか?」
「勝負ですか?」
なんだろうだんだん大事になってきたような気が………
「我々三
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