第七十一話 Speech
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ことは 放っておきましょう?』
エックス「疑いのあるエリアって言ってたけど、一体どんなところなんだ?調べられないかアイリス?」
アイリス『……駄目だわ。激しい電波障害が起こっていてここからでは調べる事が出来ないわ』
エックス「なら乗り込むしかないな。直接ナイトメアに触れる事が出来るかもしれないし、さっきの調査員って言うのも気になるしな」
ルイン「なら一旦、ハンターベースに戻ろうよ。調査するのはそれからでも遅くないはずだよ。」
エックス「ああ、ゼロの無実を証明してみせる。必ずな」
ハンターベースに帰還したエックス達を出迎えたのはエイリアとアイリスとシグナスだった。
3人もまたゼロの無実を信じて、情報収集に当たっていたのだ。
エックスの怒りと悲しみに沈んだ表情を見て、ルインはやるせない気持ちになった。
ルイン「(ナイトメア事件で1番傷ついているのはエックスだもんね……)」
親友が行方知れずで、事件の嫌疑をかけられている。
シグナス「ナイトメア現象の多発するエリアは調査済みだ。」
シグナスは力強く言い、エックスとルインの肩に手を置いた。
シグナス「ゼロを信じろ。あいつならきっと大丈夫だ。」
エックス「ああ、信じて待つよゼロを…」
エックスは今更ながら、自分を支えてくれる仲間達の存在を強く感じた。
今まで戦ってこれたのは1人の力ではない。
仲間がいてくれたから…そして親友の存在を信じることが前進することの力となると確信していた。
シグナス「我々はこれからナイトメアの実体を突き止めるべく、アイゾック達が送り出した8体の調査員のいるエリアに乗り込む。しかし今のイレギュラーハンターの状況からして、このミッションを実行できるのは…エックス、ルイン…お前達だけだ。ゼロもいない今頼れるのはお前達だけ、やれるか2人共?」
エックス「やってやるさ、ゼロナイトメアをこの目で確認しないければ気がすまない!!」
エイリア「たった今ナイトメアエリアと調査員のデータがわかったわ。でもナイトメアエリアは電波障害で詳しい状況が分からないわ」
ルイン「必ず突き止めるよ。アイゾックとナイトメアの野望をね」
エイリア「あ…ルイン…あのー…」
ルイン「どうしたの?」
エイリア「…ううん、何でもないの、気をつけて2人共」
エックス「?」
エックスもルインもエイリアの様子がおかしいことに気づいていたが、2人はそれ以上の気持ちは起こらなかった。
全くの朴念仁、鈍感である。
シグナス「あー…アイゾックの話を受けて、何人かのレプリロイ
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