【ゼロの使い魔】編
027 宝探し(笑)
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で、宝探しだっけ?」
「そうよ? 人数を集めて一攫千金を狙うのよ!」
我関せずと云った感じのタバサを連れ立つキュルケは、大仰に手を広げながら最早固定メンバーとなりつつある才人、ルイズ、ユーノ、ギーシュ、モンモランシーの視線を集め、懐から古ぼけた羊皮紙を取り出し、ハツラツとした口調で才人達5人へと演説する。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE 平賀 才人
キュルケの提案に、まんまと乗った──乗せられた俺達5人は最後の項目の、≪竜の羽衣≫とやらが有るタルブ村に来ていた。……キュルケの持っていたボロキレの様な──古めかしい宝の地図ではアタリ≠ネぞ有る筈も無く、ハズレ≠ホかりを引かされて、元々信じて居ない俺とルイズ…元からハズレ≠ネのを知っているだろうユーノ、そして興味ナシのタバサ以外のメンバー──要はギーシュ、モンモランシー、キュルケのモチベーションは駄々下がりになっていた。
余談として、道中に出会ったオーク等の野獣は戦闘組──俺、ギーシュ、タバサの無双によって殲滅してやった。……ギーシュの逞しさにモンモランシーが頬を赤らめていたのはギーシュのみが気付いていない公然の秘密で、そんなモンモランシーを見てキュルケがニヤニヤとした顔でモンモランシーをおちょくっていた。
閑話休題。
「って、シエスタ?」
「ユーノ様にサイトさん? それに皆様も」
何故かタルブ村にシエスタが居た。シエスタにどうしてここ──タルブ村に居るのかを訊いてみれば、どうやらタルブ村はシエスタの故郷らしく、今回はたまたま休暇を取っていて帰郷していたとの事。
「≪竜の羽衣≫ですか? 確かにこのタルブ村に在りますよ」
「ほら! 私の言った通りに在ったじゃないの!」
あまりにキュルケの持っていた地図の宝がハズレ≠トいるので、その地図の持ち主であるキュルケをブリーシンガメル(笑)%凾ニ詰り過ぎたので、漸くアタリ≠引けたキュルケはここぞとばかりにいきり立つ。
「どうどう」
「私は馬かっ!?」
「人間だろ? 一体何を言ってるんだ? 頭大丈夫か? バレッタさん──腕の良い水メイジでも紹介しようか?」
「きぃ〜〜〜!! 貴方、貴族になってからキャラクター変わり過ぎよ!」
「平民が貴族をおちょくったら首斬りモンだからな。……まぁ、確かに少し弄り過ぎたよ。ゴメン」
ここで頭の悪い貴族子弟なら親の℃ン位を持ち出すが…そこら辺、キュルケはよく教育された貴族なのだろう。
閑話休題。
「シエスタ、≪竜の羽衣≫が在る場所へと案内してくれませんか?」
「はいっ、ユーノ様」
キュルケ弄りはここ
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