アカデミー編
封印術
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トナは目を瞬かせた。
目の前に、誰かがいる。その人は、大きな手裏剣が、背中に刺さっている。カトナを庇ったせいで、怪我をしたのだ。
無防備に手裏剣を受けてしまい、痛いだろうに、苦しいだろうに、なのに、彼は一歩たりともそこから動こうとしない。…カトナを庇い続けたままだ。
なんでここにと、声に出せないまま、そう呟いて、カトナは、その人物の名前を、呼んだ。
「海野、先生…?」
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