暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos33神さまに教えてもらおう〜Interval 2〜
[9/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
と、「否定も肯定もないって一番辛いんだけど・・・?」シャマルはさらにしょぼーんとなった。
「そ、そんなことないって思うよ、シャマル」
「う、うん、あたしもそう思うわ」
フェイトとアリサがフォローに入ったから、「子持ちには見えないよ」ってわたしも続く。本音を言えば、アリサの母親にも見える。さらにルシルの妻にも見える、でも言ってやらない。さっき嬉しそうにしていたし、これ以上ライバルを作りたくもないもん。
「ああ。シャマルは可愛い女の子だよ」
「うぅ、ありがとう。・・・あ、そうだ! 次はシグナムとルシル君の2人に行ってもらいましょ!」
「「なに・・?」」
ルシルとシグナムが同時にシャマルに振り向いた。シャマルは「ほらほら♪」って2人の背中を押して、お好み焼きの屋台に向かわせる。シャマルに言われるままに屋台に入った2人を、ちょっと離れた後ろで観察。念のため、「なんであたしが・・・」アリサを2人の側に待機させておく。
「これで私と同じよ。さぁ、屋台のおじさん。ルシル君とシグナム、アリサちゃんを見てどう思うかしら?」
シグナムもまた子持ちに見られることを望んでウキウキしてるシャマルだったけど、「いらっしゃい! 彼氏さん、彼女さん共々綺麗だね!」おじさんは2人を夫婦じゃなくて恋人と捉えていた。シグナムの外見年齢は19歳、だったっけ? 無理もないか。側に居るアリサは無関係だと思われてるようだし。
「私の時は奥さんで、シグナムは彼女・・・? そ、そんな・・・」
「あー、なんて言うかさ。あんたって母性が滲み出てんだよな。もしあんたのことを知らないままで、あんたが子供と一緒に居たら、絶対に親子って思っちまうよ」
アルフにそう言われたシャマルがガクッと肩を落とすと、「しぃーっ! ダメだよ、アルフ、嘘でもそんなことないって言わないと」って、フェイトはさっきの自分のフォローを台無しにした。さらに影を落とすシャマルにフェイトはハッとしたけど、もう手遅れ。そんな中で「戻ったぞ」シグナムとルシル、若干不機嫌なアリサが戻って来た。
「どうした? シャマル」
「ううん、なんでもないわ。・・・こ、今度はアルフとルシル君を一緒に――」
「シャマル。俺とシグナムじゃ恋人関係に見られた。アルフと一緒に行ってもおそらくそういう関係に見られるだろう。アリサやシャル、フェイトを連れていたとしても、だ」
「うー。なんか納得いかないわ・・・」
そう言って膨れてるシャマルに「じゃあ、もう1回だ」って言ったルシルは、シャマルの手を取って3店目のたこ焼き屋へ歩き出した。
「え、え、ちょ、待って、ルシル君!」
「大丈夫。ほら、シャマル。みんなも」
ルシルが先頭を行って、たこ焼き屋の前に立って7パックを注
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ