暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos33神さまに教えてもらおう〜Interval 2〜
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ルシル、シグナム、シャマル。そしてなのは、すずか、アリシア、はやて、リインフォース、ヴィータ、ザフィーラ、だ。ジャンケンで決めたから多少偏りがあるけど、わたしとしてはルシルが来てくれて超嬉しい。

「ザフィーラ。ナンパしてきた男は、俺とザフィーラで追い払うってことで」

「うむ。我が主とリインフォースは我に任せろ。お前はシグナムとシャマル、アルフを守れ」

大人の姿になってるルシルと、ザフィーラがコツンと拳を打ち合う。そう、2人はそれぞれのチームに居る女性、シグナム、シャマル、リインフォース、アルフ?に声を掛けてくる男の人たちを追い払う役目を担うために、それぞれに分かれた。とは言え、ザフィーラは問題ないだろうけど、ルシルは逆に呼び寄せそう。女の人をさ・・・。

「よしっ。準備も整ったってことで・・・とぉ〜つげぇ〜〜〜きっ!」

鳥居から見て右側に出店してる屋台をわたし達が担当して、向かい側をなのは達が担当。片側10店、計20店の屋台へ突撃する。まずは、「焼きそば!」の屋台から。ちょっと混んでいたから、ルシルとシャマルが先に屋台の前へ。
すると屋台前にたむろしていた人たちが小さな歓声を上げながらルシルとシャマルに道を作った。わたし達も遅れて2人の側へ向かっていると、「な、ないすとぅーみーとぅー」屋台のおじさんが拙いミッド語(こっちじゃ英語か)で挨拶したから、「俺たちは日本語でも大丈夫ですよ。7パック、頂けますか?」ルシルは日本語でそう返した。

「あ、そ、そうですかい! よかった、よかった。英語できんので焦りました! お兄さん、可愛らしい奥さんと一緒に観光ですかい? 羨ましいですね!」

「奥さん・・・!?」

ルシルとシャマルが仲良さそうに連れ添ってるからそう見えちゃうのも仕方ないけど、「いやですよ、おじさん?」シャマルが嬉しそうに両手を頬に添えてテレてるのを見て、ちょこっとイラッときた。

「いやほら。可愛らしいお子さんが・・・」

「わたし?」「私?」「あたし?」

わたし、フェイト、アリサが自分を指さして小首を傾げる。次にシャマルが固まった。小さく「私が子持ち・・・に見えるの?」そう呟いた。あー、ショックだよね、そりゃ。シャマルの外見年齢は確か、22歳。それでわたし達のような大きな子供の母親と言われれば・・・。
そしておじさんはわたし達の話を聴くことなく「可愛い奥さん、お子さん達にサービスだ!」7つのパックにちょっと多めの焼きそばを盛ってくれた。そんなおじさんにとりあえず「ありがとう」お礼を言って、わたし達は隣のお好み焼きの屋台へ向かう。

「ねぇ、シグナム、ルシル君、みんな。私、老けてるかしら?」

小さく溜息を吐くシャマルがわたし達にそんな質問を投げかけてきた。シグナムが「気にするな」って言う
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