暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos33神さまに教えてもらおう〜Interval 2〜
[7/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
実に、神様にちゃんと感謝が届きますように。
(・・・わたしのお願いも届くといいな♪)
すずかに教えてもらった限りじゃこの神社っていう神様を祀る祭祀施設は、縁結びの神様を祀っているってことだ。だからわたしは、ルシルとの縁を結んでもらえるようにお願いした。神様頼みなんて柄じゃないけど、今は少しでも勝率を上げておきたい。最大のライバル、はやてに勝つためにも。
それからみんなでおみくじ(吉凶っていう運勢・縁起の占い)を引いた。わたしは2番目に良いっていう中吉。恋愛・縁談は、未来に幸福あり。今はダメなんだろうけど、未来にはわたしの望む幸福がある、っていう事なんだ、きっと。
(この占いを叶えさせるためにも、これからもアプローチを続けないとね♪)
他は・・・願望は、努力は報われる。待人は、訪れなし。失物は、出る。近い処。商売・就職は、苦なく事は進む。健康・体調は、健やかなるまま。争事は、勝てども哀しみあり。っていう事だけど、問題は・・・学業だったりする。
(足りぬ。努力を重ね苦手克服して吉、かぁ〜)
今のわたしの学力じゃちょっと足りないってことかも。なのは達の学校に通っても恥ずかしくないように勉強しておかないとね。
「――これで、良しっと」
結びどころっていう縄に、引いたおみくじをルシル以外のみんなで結び終える。そして次はお待ちかねの「屋台巡り!!」だ。縁日などに食べ物や遊技を提供する屋台へいざ出陣じゃーーー。ああもう、さっきからもう良い香りが漂って来てお腹がぐぅぐぅ鳴っちゃうよ。
「お好み焼き、タコ焼き、焼きそば、串カツ、おでん、肉巻おにぎり♪」
「クレープ、たい焼き、ベビーカステラ、じゃがバター、フランクフルト♪」
わたしとアリシアで、屋台に掲げられた出店されている食べ物の名前を言っていく。他にもある。それを1人で回るのはまず不可能。ということで、一度バラけて、全ての店の食べ物を一度に買って合流。それをみんなで分ければ時間も手間も掛けずに全屋台を制覇できる、という作戦を取ることにした。
「神殿前から鳥居へと下る方向で、全店制覇。車内で決めた通り1人1つじゃなくて、7つまで。2人で1つを分け合えば、きっとちょうどいい量だから」
「シャル、あんた、本気過ぎ」
「シャルちゃん、ホンマに楽しんでくれてるなぁ」
わたしが考え抜いた屋台制覇作戦を改めて告げると、アリサは苦笑、はやては嬉しそうに微笑んでくれた。縁日は今日だけじゃないっていうのは判ってるけど、正月っていう縁日は年に一度。しかも生まれて初めて異世界での行事だ。参加するなら徹底的に。
「それじゃ車内で決めた通りの2チームに分かれて」
ちょうど14人いるわたし達は1チーム7人に分かれる。わたし、アリサ、フェイト、アルフ、
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ