第三話 田母神少佐!名前は気のせいだ!その四
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「戦前の日本には空軍はなかった」
「だからですね」
「どうすべきかって考えたんですよね、作者」
「それで思いついたのが」
「航空幕僚長ですね」
「そうだ、帝国空軍がいないならだ」
それならだったのだ。
「航空自衛隊から名前を拝借しようということになった、少し考えてな」
「少しってどれ位ですか?」
「何秒位ですか?」
「十秒だ」
それ位考えてだというのだ。
「それだけ考えて決めた」
「何か相変わらず全然考えない作者ですね」
「凄まじく安直ですね」
「本当に考えないで作品考えてますね」
「いい加減っていうか何ていいますか」
「しかし作者が決めたことだ」
それならというのだ。
「それは聖断と同じだ」
「陛下のですか」
「それですか」
「小説の設定及び執筆は作者がする」
「まあそうですよね」
「ゴーストライターでもいない限りは」
「この作品の作者は貧乏だ」
言わんでいい。
「金はない」
「だからゴーストライダーも雇えない」
「その前提のお金がないですね」
「だから設定も執筆も当然ながら一人でしている」
その何もかもをだ。
「その作者の決定は変わらない、絶対のものだからな」
「聖断に等しいんですね」
「俺達に対してだけは」
「だから作者の気持ち一つで打ち切られたりもする」
若しくは謎の中断である。
「このことも覚えておくことだ」
「強烈な嫌なことですね」
「あんな奴が俺達の命綱握ってるなんて」
「凄く嫌ですね」
「ちゃんとした作者でない奴がなんて」
「そうだな。しかしそのことは言っても仕方がない」
悪田部もこう言う。
「書いている人間のことはな」
「それだけはですね」
「どうしようもないですね」
「しかし他のことは出来る」
その他のことはというと。
「今度の戦いもだ」
「はい、絶対にですね」
「勝って来いっていうんですね」
「そうすればボーナスも出てだ」
「優木まおみさんのDVDも」
「それも」
「そうだ、好きなだけ買うといい」
そうして構わないというのだ。
「私もそれ位のことは保障する」
「よし、じゃあ勝つか」
「今度もな」
「手段なんて選ばずにな」
「勝ってやるか」
「正義は勝つからな」
「最後にはな」
二人はそれがどういった正義かはどうでもよかった、とりあえず自分達の欲望の為に戦うことを決意するのだった。そして勝つことを。
その頃西郷は青少年達に道徳を教えていた、正座して論語を開いてだ。
論語を読みつつだ、日本の若者達にこう教えていた。
「論語に書いてあることは正論でごわす」
「はい、己を学問で磨き」
「そして君子となるべきですね」
「その通りでごわす」
まさにというのだ。
「利を求めても貪らず
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