第三話 田母神少佐!名前は気のせいだ!その二
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「何でそれで全世界から叩かれるんだ」
「非難轟々なんだよ」
「あれこれとな」
「好き勝手言ってくれて書いてくれてな」
「○ちゃんねるでもな」
尚武はここでスマートフォンを取り出した、ジャスティスカイザーの報酬で買ったものだ。カラーリングは青である。
スマートフォンをネットにつないで某巨大掲示板を見る、すると。
「ジャスティスカイザー虐殺スレな」
「ああ、あのスレか」
「もう百いったぜ」
「祭りかよ」
アスキーアート板のそのスレが、というのだ。
「百いったとか完全にそれだな」
「全くだな、もうな」
「俺達がか」
「目茶苦茶殺されてるぜ」
アスキーアートでそうなっているというのだ。
「職人連中気合入れて作りまくってるぜ」
「俺達嫌われてるんだな」
「ちょっとない位にな」
そのレベルで、というのだ。
「まさか二週間で百いくとかな」
「アスキーアート板でな」
「他の板なんかな」
関連スレッドはというと。
「もう壮絶だぜ」
「スレ乱立か」
「それでどのスレも凄まじい勢いで伸びてるぜ」
「それ極楽何とかのあいつより凄いな」
「ああ、あいつな」
「あいつもあの事件起こした時凄かったけれどな」
それで芸能界を追放された時のスレッドの伸び具合がだったというのだ。
「俺達はか」
「あいつを遥かに超えたぜ」
「じゃあ清原とか猿みたいな顔のボクサー一家よりもか」
「比べものにならない位嫌われてるな」
「ったくよ、俺達が何したんだよ」
尚智は不平に満ちた顔で焼きそばパンを喰らいつつ言った。
「いいことしてやってるんだけれどな」
「それで嫌われるなんてな」
「ヒーローは辛いぜ」
強引にこの解釈に持ってきた。
「全くな」
「人に理解されず孤独に戦うか」
「それがヒーローだな」
「だからな」
「めげずに戦うか」
「そうしような、それにな」
今度は尚武が言う、牛乳を飲みつつ。
「バイト料に未来の就職がかかっているんだ」
「その二つがな」
「それにな、今度はな」
「ああ、今度は何をボーナスでお願いするかだな」
尚智は弟の言葉に乗って言う。
「それが問題だな」
「今度はDVDにしようぜ」
「DVDかよ」
「優木まおみさんなんてどうだよ」
尚武はこの人の名前を出した。
「あの人な」
「ああ、優木まおみさんか」
「あの人の尻凄いだろ」
「何ていうか究極にエロいな」
「そうだろ、特に黒のやたら露出の多いワンピースの時な」
二人でパンと牛乳を口にしながら話していく。
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