第一話 僕が大家!?しかも何このお屋敷!その四
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も初耳ですけれど」
何から何までだ、僕は執事さんのお話を聞きながらあの糞親父、と心の奥底から思った。苦々しい思いで。
「僕家無しになるんですか」
「いえ、そうはなりません」
執事さんはそのことは否定した。
「既に義和様にはお屋敷が用意されています」
「お屋敷!?」
「はい、お屋敷がです」
家じゃなかった、お屋敷だった。
「そちらに」
「あの、お屋敷って」
「実は義和様のお仕事も用意しています」
「お仕事ってそういえば」
ここで僕はやっと思い出した、あの時の親父の言葉を。
「何か親父が」
「はい、義和様のお仕事は管理人です」
「管理人!?」
「女子寮のです」
執事さんは僕に淡々と述べてくれた。
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