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ゼロの使い魔ー紅の書ー
親睦会
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  部屋に通されてから・・取り合えず
キングサイズのベッドに寝そべっていた。

  夕食のときまでゆっくりしてくれ
メイドが知らせに行くから、部屋で
体をやすめてくれと・・

  言われたんだけど、この部屋が
無駄に広くて落ちつかない。

  天井はシャンデリアに彩られ、
床いちめん赤い絨毯が敷かれていて。

  ドアから見て右側に暖炉があり、
中央の奥にベッド、その前に丸型テーブルに
イスがある。

  窓は右側と左側の壁に大きなものが使われている、
後は壁が全体的に白い・・・・

  落ちつかないのは部屋のせいでもあるのだが!
レンと同室という事実が一番の衝撃。

  オレは他の部屋を進めたんだけど・・

  レンは一緒で構わないーークーが嫌なら
別の部屋にすると言われた。

  嫌なわけないけど! うれしいけど!
大丈夫なのか!?

  ちらっ・・同じくベッドで
寝てるレンに視線を泳がせる。

  「ーーーーすぅーーんぅーー」

  熟睡してるーーエディルガーデンで色々
あってから数時間くらいしか経ってないしな。

  シスカやローウェン、キーヤ、皆ーー
どうしてんだろ。

  「ーーお夕食の準備が整うのでお呼びに参りました」

  控えるようにきれいに直立で立っている。

  「レンはそのーー疲れて眠ってるんで後で用意とかって・・できますかね?」

  「ーーかしこまりました」

  礼をしながら了承する。

  「後程ーー部屋にお持ちいたします・・着いてきてくださいませ」

  言われたとうりに着いていく、
廊下のつくりも部屋と変わらない。
違いは壁にキャンドルスタンドが
設置されてるくらいだろうか。

  このメイド・・無駄がなく直立のまま
歩いているようにみえるだけど・・
これが普通なのか?

  凄いもんだ・・っとーー感心しながら
長い廊下を歩き続けた。

  メイドが止まり大きな扉を押し部屋に入ると、
他の部屋より天井が高く全体的に大きかった。

  ウェールズと老人が立派な長机に
テーブルクロスを敷かれた席に座っている。

  「ーーお連れしました・・もう一人の客人はお疲れのようで、眠っておいでのようです」

  扉の前でたんたんと報告していく。

  「ーーそうか・・もう下がってくれていいよ」

  ウェールズがそういうと失礼しますと
下がっていった。

  「さぁーー遠慮なく座ってくれクー」

  手招きされ席につく四角形の机でオレが側面で
ウェールズと向かい合う形になっていて
オレから見て右手側に老人がいる・・
ただの年寄りではないとわかる
程漂う空気が違う。
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