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改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
39話
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体も写真とっていいか?」
「リュウセイ、いい加減にしろ!遊びに来ているのではないぞ!それで、機体は。」
「わかっているんでしょう、みなさん。」
「まぁな。それじゃ、さっさと出してくれ。」 

 イルム中尉がそう声を掛けてきます。
 私はその言葉に従い、空間倉庫よりヒュッケバイン・カスタムを取り出します。

「オイオイ、これはどういうことなんだ。どうしてこれをお前がもっているんだ。」
「月のマオ本社にあるモノとは別物ですよ。」
「それは解るんだが、ヒュッケバインは3機しかないはずだ。実験によって消滅したモノと月のマオ本社にあるモノ、そして、ハガネで修理しているモノだ。」

 ヒュッケバイン・カスタムを眺めながらその話を聞いていたライの様子がおかしかったので声を掛けます。

「どうしたんですか?」
「オイ、人には触れられたくない事があるんだ。聞くな。」

 反応が無いライに変わって、リュウセイが小声で言います。

「それはわかりますが、聞かないとわからない事もありますよ。(本当に私は嘘つきですね。知っているくせに。)」
「リュウセイいいんだ。私はヒュッケバインの実験で生き残ったパイロットだ。」
「そうですか。それでヒュッケバインを見て様子がおかしかったのですか。」
「ああ、そうだ。」
「大きなお世話かもしれませんが、本当にこの機体でいいのですか?」
「君達が所有している機体ではこの機体が一番高性能なんだろう。」
「ウプウアウトを除けばですが。」
「ならこれでいい。」
「わかりました。」

 暫く黙っていたリュウセイが口を開きます。

「それにしても、あまり変わりないよな。ヒュッケバイン009と。」
「リュウセイ、同じヒュッケバインだ。当然だろう。」
「でも、ライ。話じゃ。かなり魔改造されているように言われていたから、もっと、いろいろついているモノだと思っていたぜ。」

 そんな事を言っているリュウセイとライの横で空間倉庫より換装パーツをさらに取り出します。
 主に砲撃戦用と格闘戦用の2つに分かれているのですが、4人がいろいろ試作品の武器を製作したので細かな武装は50以上あり、その中でまともなモノを取り出します。
 その様子に3人は驚います。

「なあ、このパーツはなんなのかなぁ?」
「ヒュッケバインの換装パーツですよ。」
「やっぱり、なのねぇ。」
「この状況で出すものはそれしかないでしょう。」
「でも、多すぎるだろう。どう考えても。」
「あなたの父親にも言ってください!犯人の1人ですから!」
「親父・・・・・。」

 イルム中尉はそうつぶやいて頭を抱えました。

「さて、ライ。ヒュッケバイン・カスタムの説明をしますよ。」
「頼む。」
「まずは、ノーマルタイプのヒ
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