トラブル=バレンタイン
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に一度だけれど」
早苗は優しい笑みになった。まるで岳を包み込んでしまうような優しい笑みだった。
「他のは何時でも作れるから。それじゃ駄目かしら」
「じゃあそれでいいよ」
岳もにこりと笑った。
「ずっと。僕の為に作ってね」
「ええ」
「そしてバレンタインにはまた」
「わかってるわ」
二人は夜の公園で寄り添い合った。そして淡い恋の中にその身も心も委ねるのであった。
トラブル=バレンタイン 完
2006・1・24
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