罪と相棒
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と思わない」
「じゃあ。
なんだと思うんだ?」
「希望だよ」
「希望?」
以前、俺も希望と勘違いしていた。
希望と言う名の絶望と知った時は全てが傾き全てが変わった。
死んでいったプレイヤーは俺を憎みながら死んでいき生きているプレイヤーは俺を憎み殺したと思っている。
俺は絶望を希望と思い込み全て生きているプレイヤーに力を与えた。
呪いとは知らず希望と信じ込み。
「お前が与えた希望は絶望なんかじゃない」
少年の目は真っ直ぐだ。
前を見て振り返り前を向く少年だ。
少年は俺を救いたいと思っているのだろう。
でも、俺は救えない。
俺が死を司る剣士の限り。
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