第三十六話
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元で訓練してきた俺には、問題が無いレベルだった。
「まあ、気を付けてくれよな。あと、言われた通りの改造になっているから安心してくれ」
「何から何まで無理を言って、スミマセンね」
「な〜に、良いって事よ。俺達整備屋からすれば、これだけ弄りがいのある機体は、そうそう無いからな」
そう言って、笑うアストナージ整備主任。本当に整備班の皆さんには感謝だな。俺の魔改造+強化パーツの正で、整備するのに大変な機体になってしまったからな。(強化パーツのおかげで、コックピット周りしか整備しない)
ちなみに、この機体の強化パーツは、フェイズシフト装甲、Iフィールド(レーザーだって無効に出来る)、無限エネルギー回復システム、無限弾薬回復システム、スーパーナノスキン装甲(ナノスキン装甲の4倍の回復力)、ゼロシステム、EXAMシステム、フルサイコフレーム等を付けている。また、魔改造により最高速度は測定不能となっている。(リミッターが掛かっていても測定不能だった)まあ、普通のパイロットなら確実に死ぬ事が確定してしまった機体になってしまった。
まあ、俺の為のワンオフの機体だから問題無いんだけどね。
「良し!準備が完了した」
「お!じゃあ、気を付けてくださいよ。機体は壊れても代えが有りますけど、パイロットには代えが無いんですからね」
「ああ、分かっている」
互いに右手を付きだし、拳をコンと当てる。アストナージ整備主任が、機体から離れる。俺はコックピットを閉める。
「不動閣下が出撃するぞ!!カタパルト射出準備だ!!」
アストナージ整備主任が、カタパルトを開ける指示を出す。俺はそのまま機体を動かし、カタパルトの前まで進む。
「白狼のシン・マツナガ出撃する!」
真っ白なザクURー1型がカタパルトから射出されて、出撃して行った。俺は機体を動かし、カタパルトに足を着ける。
通信が入ったて来て、イルマ中尉がモニターに映し出される。
「不動閣下。今回は不備があって申し訳ありません」
「護衛の件なら構わん。それより、戦局はどうなっている?」
「はい。戦局は我軍が優位に立っております。先程新たに、黒い三連星がハイヴを攻略しました。また、その少し前にランバ・ラル少佐がハイヴを陥落させました」
「そうか。デラーズ閣下の方はどうなっている?」
「はい。彼方は、ソーラ・システムを使用しただけあって、シャア・アズナブル大佐やロイ・グリンウッド少佐が、ハイヴを攻略しました」
「そうか。分かった。なら、止めを刺してくるさ」
「不動閣下。御武運を」
互いに敬礼する。モニター画面から、イルマ中尉が消える。
「不動悠斗。トールギスV出撃する!」
カタパルトから射出され、宇宙に飛び出した。慣性の
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