12話:グリーンのポケモン達
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ビッチなR団共とのバトルは6対6の入り乱れ乱交パーティになるのかと思いきや、1対1とバラバラに散らばり距離を取って戦っている。
「ギャラドス、もう一度【はかいこうせん】よ!!」
「カビゴン、こっちも【はかいこうせん】だ!!」
エリートトレーナーのトオルさんのカビゴンが目からビーム…もとい【はかいこうせん】を放った。
「ラッタ、【ひっさつまえば】だ!!」
「あははっ、それは効果はいまひとつよボク〜♪ サイドン【とっしん】よん♪」
たんぱん小僧のゴロウのラッタはちと不利だな。助けにいきたいところだが。
「ナッシー【サイケこうせん】!!」
「ギャロップ、【とびはねる】じゃ!!」
たしかポニーターって東京タワーの高さぐらいまでジャンプできるんだったっけ? 勉強不足だ。
一緒についてきてくれた素敵な叔父様……??初老のギャロップが跳躍してナッシーを強襲だ。俺のサンダースもよく行動として跳躍して相手を踏んづけたりしているがそれよりも脅威だな、あのワザ。
「ん〜、ニョロボン。【バブルこうせん】だ!!」
「ふん、しけたワザね。フーディン【サイコキネシス】」
船乗りのおっさんのニョロボンは白目向いていた。
「ウインディ、【しんそく】よ!!」
「ヤドラン、【あくび】で相手のウインディの眠気を誘って!!」
トオルさんの彼女、エリートトレーナのナオコさんのヤドランは安全圏だな。
心配なのはゴロウと船乗りとあとは……
「ピジョット、【つばさでうつ】よッ♪」
「ピジョォォォォオオオッ!!」」
「ビリリダマ、【でんきショック】で反撃だ! 気合いでなんとかしろッ!!」
「ビリリ……【……無茶言うなよ】」
……俺のビリリダマぐらいか。
流石にピジョットには勝てなかった。経験値稼ぎはできなかったな。
「ちょっとぉ坊や、本気でやってよ退屈だわ。この前のサンダースと戦わせなさいよ」
「……俺はいつだって本気だ」
しかし、敵のポケモンが強いせい出し惜しみしている場合でもない。早いこと船内に戻ってグリーンを見つけ出さないと……
「悪い、サンダース。ピカさん、ソッコーで終わらせるぞ!」
「ギャウギャウ!!」
「ビカッ!!」
「うふっ、こっちは1匹だっていうのに2匹出すだなんて随分卑怯なマネしてくれるわね?」
「……そう思うならそっちももう1匹出せばいいだろ?」
そもそもこいつらR団にポケモンバトルのルールは不要だ。
「この前のピッピ達はどうした? 出し惜しみか??」
「うふふっ、あのピッピちゃん達は弱いから捨てたわよ。このグリーン様に貰ったピジョット1匹で十分よ♪」
……
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