第三十四話
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量に居たBETAは、全滅していた。
「門(ゲート)周辺確保しました!」
「ガトー少佐。何時でも突入出来ます!」
援軍で来たザクU改のパイロット達から、門を確保したと通信が入った。
「分かった。援護感謝する。ケリィ、カリウス!突入するぞ!」
「分かった。ガトー!」
「了解です、ガトー少佐!」
私達は、門から内部に突入した。ブースターを吹かして横坑を進む。レーザーマップに最短ルートが表示されているため、迷う事はない。周りには、他に突入してきた5個大隊のザクU改やリック・ドム、リック・ドムUが援護としているため、安心して進行出来る。また、補給部隊も共に進行しているため、友軍の弾切れの心配も少ない。
「ガトー少佐!前方から、師団規模BETAが来ます!」
「分かった。カリウス、ケリィ及びMS2個大隊は私に続け!反応炉を目指すぞ!」
「了解(です)」×多数
ビームバズーカを構えて前方から来る、突撃級めがけて発射する。
「沈めぇぇぇ!」
突撃級数体を纏めて倒す。隙間を作り足場にして、BETAを無視して奥へと進む。
「各員、BETAは最小限の撃破で構わん!奥に進む事だけを考えろ!」
「了解(です)」×多数
ザクU改やリック・ドム等が、最小限BETAを倒しながらついて来る。更に奥に進む。漸く中層の広場(ホール)に到達した。
「く!漸く中層の広場に到着か」
「そうだな。しかし、流石はフェイズ6ハイヴだけはある。まだまだ先が長いな」
「その通りですね。偽装横坑から、BETA旅団規模の増援が近付いてきます!」
やはり、BETAは我々を休ませてくれるつもりは無いようだ。
「各員聞いたな?BETAは我々を、休ませてくれるつもりはないようだ。まだ中層だ!諦めずに行くぞ!良いな!」
「了解です!」
「まだまだ、弾薬に余裕は有りますから大丈夫です!」
「此処まで、来たんだBETA達を歓迎してやりましょう!」
各MSのパイロット達の士気は未だに衰える事はない。リック・ドムの部隊がジャイアント・バズを構える、一斉射撃でBETAを全滅させるつもりだ。
「射ってぇぇぇぇぇぇ!」
ジャイアント・バズから弾が発射される。突撃級に当たり大爆発を起こす。此方に向かっていた旅団規模のBETAが全て消滅した。
「良し!道は開けた!反応炉まで一気に進むぞ!」
「オオォォォォォ!!」×多数
BETAを蹴散らした道を進む。
更にそれから1時間ほど下に向かって進軍を続けた結果、遂に最下層の大広間(メインホール)目前にまで来た。
「もうすぐ大広間だ!各員最後まで諦めるな!」
此処まで来るのに、どれだけのBETAを撃破したか分からない。
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