暁 〜小説投稿サイト〜
MUVLUVにチート転生者あらわる!?
第三十二話
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た。私は少し驚いたが、これが何なのかは直ぐに分かった。
月に有る全てのハイヴマップと、赤く動く光点がBETAの物です有ることを。不動准将に、何故こんな物があるのか聞いてみたが、彼も分からない様だ。何故か頭を撫でてもらいました。不動准将の大きな手は温かったくて、優しかったです。私が撫でられている間、シーマ中佐とイルマ中尉が、羨ましそうに見てました。やはり、不動准将は不思議な方です。これだけの、好意の視線を受けているのに全く気づかない辺りは、有る意味アキト並みに鈍いです。
イルマ中尉に勧めてられて、ソファーに移動して、コーヒー頂く事になりました。不動准将の後ろを歩きます。

「早く気づいてくださいね(ボソ)」

周りに聞こえないように、こっそりと呟きました。アキトとユリカは、二人とも結婚して幸せそうでした。あの時、私の淡い恋は終わりました。だから、二度目の恋は諦めません。だって、彼の隣は空いてますから。
ソファー着いて、不動准将の隣に座りコーヒーを頂くのだった。


ルリsideout



イルマside



不動准将がホシノ少佐の頭を撫でているのを見たときは、正直微笑ましかった。
不動准将は子供好きだ。彼と結婚して子供が出来たら、きっと可愛がるだろう。四人でソファーに座りコーヒーを飲みながら、頭の中で未来図を描くのだった。




イルマsideout



シーマside



四人でソファーに腰掛けて、コーヒーを飲みながら談笑していた。私の正面に悠斗が座り、悠斗の隣にルリ。私の隣にはイルマが座っていた。
横目でイルマを見ると、違う世界に旅立っていた。恐らく妄想でも、しているのだろう。悠斗に視線を戻すと、何時の間にかルリが膝の上に座っていた。

「ホシノ少佐?何で悠斗の膝の上に座っているんだ?」

「なんとなく落ち着くからです」

まあ、見た目父親に甘えている子供にしか、見えない。

「まあ、いいさ」

こんな小娘位居たって、私の恋のライバルにはならない。

「そういえば、不動准将ってどんな人が好み何ですか?」

いきなりルリが爆弾を投下してきた。妄想の世界に旅立っていたイルマが、一瞬で帰ってきた。全員の視線が悠斗に集中する。

「そうだな。好きになった人が好みなんだろうな」

ルリの頭を撫でながら、答える。ほんのりとルリの頬が紅く染まっている。

「そうなんですか。分かりました」

ルリが何かを考えている様だ。私も悠斗を振り向かせる為に、もっと頑張る必要があるね。そんな事を考えながら、コーヒーを飲むのであった。




シーマsideout

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