第三十一話
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での活動時間の問題を改善してあります。不動准将による、魔改造が行われており、ジェネレーターの出力不足等が改善されております。また、一部のパイロットには試験的にビームバズーカを配備します。ビームバズーカが配備されないパイロットには、通常のジャイアント・バズを装備してもらいます。また胸部拡散ビーム砲、つまり目潰しのビーム砲は、有人にこそ有効ですが、BETAには効果が有りませんので、改造によってジェネレーター出力の増加に成功しましたので、追加装備として胸部拡散メガ粒子砲を装備させました。また、ヒート・サーベルは不動准将のグフ・カスタムと同じレベルの物を使用します」
「なに!ドムにビーム兵器を装備させるのか!」
「よもや、これ程の機体を授与されるとわ。羨ましい限りですな」
シャア・アズナブル大佐が驚きの声を上げ、ノリス・パッカード大佐は、感慨深そうに頷く。やはり、現場のパイロット達はビーム兵器使用したかったのだな。
まあ、作れるのに作らなかったのは、俺が躊躇してたからなんだけどな。 ただ、このドムの弱点はザクURー2型に負けないくらい、コストが掛かる機体なんだよな。はっきり言えば、量産には適してない。多分50機作れば良い方だな。
「悠斗よ。このリック・ドムは、どのくらい配備するのだ?」
「はい。デラーズ閣下。凡そ50機程を予定しています」
デラーズ閣下の質問に答える。因みに、声をかけられる前にペン回しは止めていた。
「随分少ないではないか?」
「確かに、少々少ない気がしますね」
「デラーズ閣下やギニアス大佐の言う通り、機体数は少ないです。しかし、この機体は量産には適していないのです」
「何故かね?」
「まず、機体その物のコストが異常に高いのです。次に乗れるパイロットが、少ないのです。機体テストの為に、ランバ・ラル少佐にテストしてもらった所、ランバ・ラル少佐からは、「余りにも、ピキー過ぎる。だが、良い機体」と、言われました。正直他のテストパイロット達からも、同様の意見が届いておりますので、エースパイロット達には丁度良いのですが、一般パイロットには少々荷が重い為、大量生産しない事にしました」
俺の説明を受けて、納得された表情になるデラーズ中将。流石に、ハイスペック過ぎる機体は、使いこなせなければ意味が無いからな。
「悠斗よ、子細は分かった。ならば、その生産数で良い。しかし、悠斗よ、貴殿の機体はどうするつもりだ?よもや、宇宙に来てまでグフ・カスタムとは、言うまいな?」
俺を心配してか、デラーズ中将が宇宙で使用する機体を訪ねてきた。流石の俺も、宇宙空間でグフ・カスタムには乗らないな。出席者全員の視線が、俺に集中する。正直、宇宙で使う機体は考えて有るから大丈夫だ。
「大丈夫です。宇宙で
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