第二十八話
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
レーターが慌てて報告します。またもや、何かあった様です。
「二つに別れたBETA群の分隊が、横浜で進行を停止しました!どうやらハイブを建設するもようです!」
「・・・・・」
ブリッジの空気が氷ました。まさか、恐れていた事態が発生するとは。
皆がポカーンとしている中、私は直ぐ様脳をフル稼働させる。先ずは、この事態を不動准将にお伝えしなければ!
「イルマ中尉!」
「は、はい!」
行きなり私に呼ばれた事に驚いた様だ。
「不動准将に連絡してください。BETAが横浜にハイブを造るつもりだと」
「は、はい!わかりました!」
私の指示を受けて、イルマ中尉がインカムで不動准将に連絡をする。
今のやり取りを見て、ポカーンとしていたブリッジクルー達が元に戻り、自分達の職務に戻った。
「副長!後7程で、戦闘地域に到着します!」
「分かりました。本艦が戦闘地域に到着後、歩兵部隊を投入して民間人の救出に当ててください。MS部隊は、2分後に出撃させてください」
「了解(しました)」×多数
一路横浜に向かって進軍するのだった。
ホシノsideout
悠斗side
現在空を飛んでいます。もう少ししたら横浜に着きます。先程、帝都城(東京)を通り過ぎました。
そしたら、いきなりイルマ中尉から通信が入りました。なんでも、BETAが横浜にハイブを建設してるとのことです。正史道理になりました。イルマ中尉との通信を終えて、師匠に話しかけます。
「師匠。大変な事になりました」
「どうした悠斗よ?」
「はい。BETAが横浜にハイブを建設してるとのことです」
「なんじゃと!」
驚いた表情になる師匠。流石にハイブ建設迄は、予想外だった様だ。
「悠斗よ急ぐぞ!」
「いえ、師匠。もう着きました」
「む!そのようだな!」
ビルの屋上に降りて、街を見ると彼方此方で火の手が上がっている。戦っている戦術機が突撃砲を射っているのか、凄まじい音がする。パニックになりながらも、人々が逃げ出しているのが見える。帝国軍の歩兵部隊が避難誘導に当たっているが、パニックになった民間人が我先にと逃げているため、上手く誘導できていないのが見て分かる。
「悠斗よ行くぞ。よいな?」
「はい!師匠!」
「うむ。ならばついて来い!」
「はい!」
勢い良くビルから飛び降り、地面に着地する。丁度下に居た帝国軍の兵士達が、上から落ちてきた 俺と師匠を見て驚いている。目の前の兵士の階級を見ると曹長の階級が服に付いていた。恐らく部隊長だろう。
「曹長。君が小隊長か?」
「え?は、はい。自分が小隊長ですが、貴方は誰ですか?」
目を丸
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ