新たなる力へ
Trick70_雪姉さま専用マッサージ
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夫だったけど、それ以外だと
電撃を出した後に頭痛がするのよ。
あの電撃は今までの私の電撃とは大きく違う。
常盤台中学も襲撃があったし、その時は思う存分力になれなかった。
だからお願い! 私が七色の電撃を出せるように鍛えて!」
「・・・俺としては、これ以上の練習は過多になるから反対なんだけどな」
「確かにA・Tと超能力の練習を並行していいのかは、難しいと思うな♪」
「そうですね。A・Tだけでヘトヘトな今では無理でしょう、とミレイは同意します」
「そう・・かもしれないけど・・・実際、今の私もヘトヘトだし」
美雪、美玲の苦笑いに続き、美琴も苦笑いした。
実際、今も初心者3人とも全身筋肉痛に襲われている。美雪にいたっては寝たままで自分の力では動けない程だ。
「やれるわけないだろ、琴ちゃん。
今のA・Tだって一杯一杯のメニューなんだから」
「今のメニューって・・ただ練習しろって言っただけで、
信乃にーちゃんが作ったわけじゃないのに」
「確かにこの数日間のメニューは自主的に任せたけど、
≪走る≫が成功するための基本練習時間は計算通りだよ」
「信乃、悪い笑顔している♪」
「で、俺としてはA・Tと超能力の両立は難しいと思っている。
それでもお願いするか?」
「それでもお願いする」
「・・・・・」
「お願い、信乃にーちゃん。
私を鍛えてください」
つづく
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