新たなる力へ
Trick70_雪姉さま専用マッサージ
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
言います」
「だから専用ってなんだよ・・」
「えへへ♪」
信乃は意味を理解しながらも呆れており、美雪は嬉しそうに笑っていた。
「さて、そろそろ寝るか」
信乃も美雪の隣に敷いてある布団に寝転がった。
コンコン
扉、正確に言えば信乃たちがいる部屋は和室なので、襖がノックされた
「だれだ?」
「美琴よ。ちょっとお願いしたい事があって。入ってもいい、信乃にーちゃん?」
「えっと・・」
一応、美雪と美玲に確認の視線を送る。
「琴ちゃんにならバレても問題ないだろ」
「ん♪ 大丈夫♪」
「ミレイも特に問題ありません、とミレイは肯定します」
美琴を含め、常盤台中学組と佐天&黒妻には、信乃たち3人が一緒に寝ている事は内緒だ。
仲が良くても、年頃の男女が一緒に寝るのは良くない事は当然である。
しかし美琴の中では信乃と美雪は夫婦(仮)に認定されている。
以前のお泊り会で信乃の部屋に美雪がいた事に一番違和感を持っていなかった。
一番というより、唯一全くの違和感を持っていなかったというのが正確だ。
今は美玲もいるが、彼女は特殊な環境だし一緒の部屋でも変ではない。
「入っていいよ〜♪」
「お邪魔しまーす・・・・雪姉ちゃんは当然として、玲も一緒の部屋なのね」
襖を開き、中の光景に美琴は状況をすぐに察した。
「ちょっと待て。なぜ美雪は当然なんだよ」
「だって信乃にーちゃんと雪姉ちゃんだし」
「答えになって無いぞ」
「そんなことはどうでもいいとして。「おい、どうでもいいのかよ」
そんなことはどうでもいいとして」
美琴は扉を閉じて、3人の近くに座った。
「信乃にーちゃんにお願いがあるの」
≪そんなこと≫扱いされてジト目で睨んでいた信乃だが関係なく美琴は話を進めた。
「はぁ・・・で、お願いって?」
「私を鍛えてほしい」
「は? A・Tの事だったら、メニューを考えてあるけど?」
「それはそれでありがたいけど、それに加えて鍛えてほしいの」
「何を?」
「能力を。超能力を!
私に七色の電撃を使いこなせるように、特訓して欲しい!」
「七色の電撃♪?」
「それはなんでしょうか、とミレイは雪姉さまと同じように首を傾げます」
「ああ、それは・・・」
信乃から美琴の電撃について説明をした。
イメージを媒体として、波長が違う7種類の電撃を放てる事を。
「へ〜、やっぱり琴ちゃんは器用だね♪」
「レベル5の力をさらに伸ばそうとするとは、さすがお姉さまです、
とミレイは感服します」
「でも、不安定なの。
信乃にーちゃんからアドバイスを貰った時は大丈
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ