原作が始まった訳だが……どうしよう
38話 イザナミ
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から、多分私より上だよ」
「そ、そうですか……」
「だから、ユウ君とイチャイチャするならマキナのいない時にね」
「なっ!?何を言ってるんですか!?わ、私がり、リーダーと!?」
あはは、顔真っ赤だ。うんうん、そうやって感情は表に出すのがいいよね。
「わ、私はリーダーをそ、尊敬しているのであって……」
「あら?ユウの為に料理を作りたいので、料理を教えて下さいって私の所にきたのは誰かしら?」
「サクヤさん!?なんでそれをバラすんですか!?」
「へーそーなんだ……うーん、恋する乙女の健気な努力だね」
「あーもう!!今はそんな話はいいです!!」
「はいはい、頑張ってねー」
うーん、アリサちゃんは打てば響くタイプだね。面白いように反応してくれるし、見てて飽きないな。
こういうのを見ているとマキナが人間が好きなのも分かるんだけど、どう考えたって人間はマキナより先に死んでその分マキナが傷つくんだよね。差し引きとしてはいなくなった方がいいんだよ。
まぁ、それは最後に一気にやっちゃうから今はどうでもいいことなんだよね。
それにしてもここまでなんの行動もないって事は、こっちに気付いた上で放置してるってことか……無駄な消耗を恐れてなのか、それとも殺されない自信があるのかどっちだか知らないけど腹立つな。
ここが中心部だね?……にしてもここは煩くて仕方が無いな。ノヴァの声が頭に響いて鬱陶しいよ、少し黙って欲しいんだけど……やっぱりシオ同様上位種の偏食場パルスは防ぎようがない、か。
「警備がここまで手薄なんて……どういうことなの?それにこれは一体……」
「ようこそ、エイジスへ」
ふーん、わざわざそんなリフトに乗って出てくるなんて、奥さんだった物を眺めてでもいたのかな?
「支部長……やはりあなたが!?これが一体どういう事ですか!?」
「最初の疑問に答えるならば、君達二人ならお帰り願いたかったのだが、そこのそれがいるなら話は別だ。ここの警備などなんの妨害にもなりはしない。
それがいたのなら彼の用意してくれていた手筈は無駄になったのではないかね、サクヤ君?
監視プログラムに一時的な不備が僅かに発生したのでもしやとは考えたのだが……エイジスのプログラムに穴を開けるとは、彼は実に惜しい人材だったよ」
へぇー、私をそれ呼ばわりか……まぁいっか。種族からして違うんだから別段気にする事でもないしね。
「戯言を!!あなたがそう仕向けさせたのね!?」
「ああ、そうだ。あのタイミングで彼によってアーク計画の内容が漏れてしまっては困るのでね。先に手を打たせて貰ったよ。
アラガミが起こす終末捕食により、この星の生命は全て滅ぼされ、ゼロから再構築される。その新たな世界に人類という種族を残す、それが箱舟(アーク)計画だ。
しかし
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