二話 妖精の日常
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なった。相手は聖のようだ。
「どうした?綴妹」
「申し訳ありません。久永くん、目を離した隙に全員。」
「そうか、綴妹は、無事か?」
「はい、しかし、途中までの記録も抹消されています。私も危ないかもしれません。しばらく、連絡取れないと思うので、今、覚えていること、被害者の殺害状況を伝えます。」
「頼む」
俺は手帳をだしメモを準備する。
「まず、わかったこと。輸送者達は、イ・ウーという組織に依頼され少女を輸送していたようです。」
「イ・ウーか…続けてくれ」
「そして届け先がここ、武偵校だったらしいです。」
思わず息を飲む。
「それじゃあ、俺はまんまと代理で運んじまった訳か」
「いえ、そうではないです。元々は第二倉庫で渡す手はずだったらしいですが。」
第二倉庫では、別件が起きていた。
「チャリジャックか」
「はい。」
聖が頷く。
「以上がわかったことです。」
「ありがとう。というより、よくそんな重要なことがわかったな」
「重要なことから吐かせる。ダギュラの基本方針です。」
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