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緋弾のアリア 夢見る夜の物語
二話 妖精の日常
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に行こうか?実際にどんなものか見ながら教えるよ。」
「はい!!!お願いします。」
少しして授業が始まる。授業についていけるか心配だったが。基本的な計算や字は書けるようだ。問題なのは別の方の記憶みたいだ。







放課後こなみを連れ、まず、強襲科へ向かった。
「えーっと。ここが強襲科主に突撃して悪い奴らを捕まえる学科だよ」
「あの、夢夜さん。なんで中に入らないのでしょうか?」
俺たちは強襲科の前にいる。
「少しまってね」
「はい」
数秒後派手な勢いで銃撃の音が病院響いてくる。また、模擬戦でもやっているのだろうか。
「俺のルームメイト曰く、もっともやばい学科だ。俺的にはここはお勧めしない。でも、一応教えておく」
こなみも震えている。
「隣には狙撃科があるんだ。ここほど物騒じゃないけど、危ないといえば危ないかな。じゃあ次行こうか」

「でここが、諜報科。潜入とか工作をするのを学ぶ。」
「そうなんですか。」
「言っておくが強襲科との相性は最悪だ。」
先程のことを思いだし軽く怯えている。
「隣にあるのは尋問科。綴先生が顧問の学科だよ。次に行こう。」
「尋問科は見学しないのですか?」
こなみが聞いてくる。
「いや、さぁ、俺の戦妹が今朝の奴らを尋問してるからさ。見学させるのも悪いかなって思ったんだよ。」
「そうですか。あと、アミカってなんですか?」
「戦妹っていうのは先輩と後輩で組むペアのことだよ。よくコンビを組んで事件を解決するんだよ」
こんな感じで他の学科を見て行った。




武偵校から少し離れた喫茶店で休憩をする。
「どう?学科は決まった?」
「ええ、探偵科か救護科がいいと思いました。」
こなみが照れながら言う。
そういえば、ここで言われたんだよな。困っている人を助けろと。実際こなみが来た訳だし。そろそろちゃんと聞いてみるかな。
「なぁ、こなみ。」
「はい。どうかしましたか?」
「こんなこと聞くのも悪いと思うけど。何か分かることはあるかな?君が追われていた理由とか。」
明るかったこなみの表情が曇る。無理もない、今日は今朝から忙しくて改めて考える余裕もなかったのだ。
「私が目覚めたのは、この近くの港でした。棺桶のような箱に入れられていたら。急に箱が開けられ。女の人に『逃げなさい。運命を変えたいのなら。』と言われたんです。よくわかりませんでしたが。私はその場から逃げ出しました。無我夢中で走っていたらあの道に。」
なるほど、こなみは誰かのところに運ばれる予定の荷物であり、それを別の誰かが邪魔したのだろう。輸送役の怪しさから考えるにまともな組織出ないことは明らかだ。
「ありがとう。少し、分かったよ。」
「いえ、お役に立てて良かったです。」
そんな話をしているとケータイが
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