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明日はきっと
チャプター25
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「ぅ…うぅん…」
リーフィアが目覚めると自分の体に起こっている異変に気づいた。秘部から血が出て下着とシーツを汚している。しかも腰の辺りがすこぶる痛い。
「…キャアァァァァ…」
彼女はあまりの驚きに声をあげてしまった。下から彼女の母が声をかける。
「何っ…どうしたの!?」
「あ…朝起きたら…血が…」
「あらら…ずいぶんと派手にやっちゃったわね…」
「お母さん…ごめんなさい」
「あらあら謝る必要はないのよ。女の子なら絶対来ちゃうものだから」
「??」
「いい、リーフィア。この血は経血っていって女の子のアソコから経血が出ることを月経って言うの」
「ふ〜ん」
「月経が始まったってことは女の子の体で子どもを作る準備ができたってことなのよ」
――ブイゼルとの…子ども!?
リーフィアは勝手に妄想を膨らませる。
「まぁとりあえず今日は学校あるんだしお母さんの貸してあげるからそれつけていってらっしゃい」
「はぁ〜い…」
言いながらリーフィアは家を出るとブイゼルが家の前で待ちかまえていた。
「やぁ、おはよう」
「お…おはよう…」
挨拶にたいして返すがばれてしまうのではないかという不安から少し口ごもってしまった。そんな様子を彼が見逃すはずもなく鋭く指摘する。
「…リーフィア…今日なんかおかしいぞ…」
「え…そそそそっ…そうかなぁ…」
どうしても声が震えちゃう。
「まさか…」
「ダメっ…!それ以上…言わないでっ…」
「じゃあ…エッチはしばらくお預けだね」
「うぅ…」
「あ、エッチはしないけどちょっと俺も月経中のお前のアソコ見てみたいからあとで見せてね」
「は…い…」
こんな他愛もない会話をして二人は学校へいくがリーフィアは時間ごとに増してくる生理痛で勉強どころではなかった。
「うぅ…痛いよぅ…」
そんなときは隣の席のブイゼルがなぜかロキ○ニンをくれるのだった。
「これ、いるか?」
「なぁに、これ?」
「ロキ○ニンっていう生理痛の薬」
「あ…ありがとう…」
数十分ではあるがロキ○ニンは十分に効き、数十分の間彼女は痛みを感じずに集中して勉強できる。しかし薬の効果はやがて切れてしまう。
「うぅ…また痛くなってきた…」
痛がってる彼女も可愛い。ってか全ての瞬間の彼女が可愛い。そうしてリーフィアはやっとのことで一日を終えた。学校で一日中初めての生理痛に耐えたリーフィアはへとへとだった。歩くだけでリーフィアの体を痛みが駆け巡る。
「いたっ…い…いたぃ…」
そんなリーフィアに肩を貸しブイゼルは家へ帰る。
「だっ、大丈夫か?」
リーフィアは黙ったまま首を横にふる。
「頑張れ…もう少し…」
ブイゼルはリーフィアを自分の家のなかにいれると優しく自分のベッドへ寝かせる。
「はっはっはっ…ふぅー」
彼女は安堵の息
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