04 追放―たびのはじまり―
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ぶときシヴァは大抵の場合怒ってる。
『主にもプライバシーがあります。だから私達は普段幻獣界にいます。ですが何も言わずにどこかに行くのはやめてください!』
幻獣界、ずっと前、俺の生まれる前に召喚獣達が作り出した空間、小さな世界。
召喚獣達は普段そこで住んでいる。
今日はおそらく幻獣界から遊びに来たムンバ達は俺がいなくなってる事に気付いて騒ぎになったと思われる。
俺から呼ばない限り、召喚獣達は俺の位置がわからないから……
話してなかった事に関しては、うっかり忘れていた。
『心配したのですよ……貴方がいなくなった事に気付いたもの達は大泣きしてしまい、今だに泣き続けています』
心配させてしまったようだ。
シヴァは青い光球の状態なのに少し泣いてるような雰囲気だ。
「悪かった……」
『幻獣界に来て皆に謝ってください。皆待っています』
「わかった」
シヴァは幻獣界の門を開ける。
召喚獣達に泣きつかれたり、殺気を当てられたり、とにかく大変だった。
結局終わった頃には完全に日が沈み、真夜中になっていた。
洞窟に戻ると手紙が置いてあった。
コレットからのようだ。
幻獣界に行ってる間に来てたらしい。
読んで見ると、明日の出発の時間が書かれてあった。
村に見送りに行こう。
次の日
昨日から胸騒ぎがするがコレットの見送りに行く。
召喚獣達に森の外に出る事を伝え、村に向かった。
だが村に着くとロイドの姿が見えなかった。
そしてコレット達は出発した。
「ロイドの奴何やってるんだ!」
ジー二アスが怒り始め、俺はジー二アスとロイドの所へ向かった。
ロイドの家に行き、ロイドにコレットはもう行ってしまったとジー二アスが伝える。
どうやらコレットはロイドに嘘の時間を教えたらしい。
急いで村に戻ると、コレットのおばあさんがロイドを呼んでるとの事でコレットの家に行くと、ロイド宛の手紙が残されていた。
まるで遺書のような内容だとロイドが言う。
コレットの義理の父がその事で隠してた事を話し始めようとした時、悲鳴が聞こえた。
俺達は急いで外に出ると、ディザイアンが村を燃やしていた。
また、マーブルが攻撃されてた時みたいに何かがこみ上げてくる。
気付いたときには剣を抜いて敵を斬り裂いてた。
ロイド達も許さねぇ!と叫び攻撃する。
家を燃やしていた奴らを倒して村の入り口に向かうと村長達がディザイアンに囲まれていた。
ロイド・アーヴィング!出て来い!と他の兵士よりやや上の立場らしい杖を持った人物が叫んでいる。
俺達は村長達とそいつの間に出る。
「また、村を襲いに来たのか!いいかげんにしろ!」
「何を言
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