暁 〜小説投稿サイト〜
ファイナルファンタジーT
17話 『自称・愛の冒険家』
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
けて……!」

 屋敷の主シドとメイドのテューテに見送られ、4人はグルグ火山とは異なる氷の洞窟を目指す。





「それで、今から向かう事になったけど……町外れの東の広場で、12賢者の人達に会っていかなくていいの?」

「そうでスよぅ、土のカオスを倒した事もご報告したいでスし……っ」

「ンな必要ねェだろ、奴らにゃお見通しだろーしな。……いちいち助言なンぞ頂かなくてもオレらのやり方でやってきゃいいンだよ」

 シファとビルに対しぶっきらぼうに云うランク。

「マゥスンは……どうなの? 予言者ルカーンの事覚えてるかどうか分からないけど、女賢者のエネラって人しか会った事ないよね」

「 ────彼等に承らなくとも、今は為すべき事は知れている。先程の依頼を優先し、その後グルグ火山へ向かえばいい」

 シファの問いに淡々と答えるマゥスン。

「オマエも"予言者紛い"ってのが気に食わねーのか?」


「 ………貴様と一緒にするな」


 ランクに一瞥もくれず、マゥスンは先を行く。

「何でェ……、アイツにしちゃ妙に機嫌わりぃな」

「ふぇ? ボクにはいつも通りに見えまスけど……」

「ランクには"そういう感じ"が分かるようになったのね?」

「ンなつもりねェよッ」
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ