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精霊使いの剣舞〜剣舞の女神《ヴァルキリー》〜
☆6 襲来
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れからも”って姉貴が言った
だから憧れだったんだ、私は姉貴みたいになりたかったんだ
昔に分かったの、私は姉貴になれないと
だけどあの時私は思った、なれないなら横に立つことはできると

私もこの四年間ずっと特訓していた、十二騎将(ナンバーズ)の候補になるほど
でも今日、私は姉貴の横が遠いと始めて感じた
昔は手の届く所にいたのに...

姉貴は二重契約者(ダブル・コンダクター)それに契約精霊は全部最高位
でも姉貴の強さはそこじゃなかった

姉貴が強いのは”守る”という信念を背負っているからだと思う
いつも人のことを思い、助け、守る
私はただ自分の姉を追うように強くなってきた

だから今日、テンとペストを助けるのは姉貴しかいないと

「姉貴頑張れ〜!」

これは私が姉貴を信じているからこそいえる言葉

「うん!テン、ペストを絶対助けるんだから!」

私はきっと...
           
          姉貴が好きなんだと

Side リン

触手がいっぱいいて気持ち悪いよ〜
でもやらないと!

「国枝流――鎌術一ノ式――聖天!」

僕は鎌で触手を次々倒す、でも

「斬っても斬っても数が多いよ〜」

斬っても次のが出てくるし

「国枝流――鎌術二ノ式――双天!」

聖天の二連撃技、でも威力は雷天の半分。広範囲ようの技
これで周りのを一気に倒し力をため―――
次で決めるーー!!!

「国枝流――鎌術四ノ式――一閃!!」

大鎌の刃のところに溜めてた神威を見えない斬撃で放つ!!!!!
魔樹精霊は瞬時にまっ二つになった

「―――!!!!」

声にもならない悲鳴をあげて、崩れ落ち光の粒子となって消滅した

ドサッ!

テンとペストは地面に落ちた

「うっ!」

「ん!」

「テン!ペスト!」

僕は彼女たちの元に駆け上がった

「大丈夫?」

「大丈夫、だけどちょっと疲れたかも。少しの間休むから、力が戻ったら帰ってくるよ」

「同じくです」

「うん!じゃあまたね、テン、ペスト」

「うん!リンちゃん」

「はい!リンさん」

テンとペストは光の粒子となり消えた

「えーと...その...ごめんなさい、姉貴怒らないで」

「僕の妹だもん怒るわけ無いでしょ」


「ありがとうお姉ちゃん...」
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