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精霊使いの剣舞〜剣舞の女神《ヴァルキリー》〜
☆6 襲来
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妹さんですよ〜」

「うわーーー」

自分で可愛いって言ってるよ〜やっぱり僕の妹はナルシストかな〜

「引かないでよ姉貴〜」

「そう言われても...ってさっきのはどうゆうこと?」

「演技だよ〜すごいでしょ〜」

ランはホメテホメテオーラを出しまくっている、仕方なく褒めてあげると

「すごいすごいね」

ついでに頭をなでると

「えへへ〜」

ふつーに可愛いの

と、そのとき僕の頭の中にある疑問が浮かび上がった

「それならそこの魔樹精霊は?」

「...」

答えないということは...

「本物なの〜!?」

「テヘペロ〜」

ムカ、褒めてあげるんじゃなかった

「うわあああああ〜!姉貴やめて〜」

僕はランをまたフルボッコにした

「じゃあ、テンとペストを助けないとな」

「姉貴今契約精霊無いんじゃないの?」

「あるよ、あれを使うの!」

「でもまだ不完全じゃないの?」

「うん、それでも使わないといけない。それに僕は4年前とは違う、僕は強くなった。だからきっとできる、いや、やるんだ」

そう僕は強くなった、だからきっと彼女のことも助けられる

「今度こそ召喚を成功してみせる!来て、シグルドリーヴァ!」

突如目の前に光の粒子が集まり一人の少女となった
金髪(ハニーブロンド)に燃える紅の(ルビーアイ)見た目は幼くともなぜか気高く見えるそんな少女
僕は彼女の名前を呼んだ

「シグ!」

「なんじゃリンか〜それにランもいるでは無いか。それにしても(わらわ)を呼び出せるようになったのか〜強くなったなリン」

「うん!と、それよりテンとペストがピンチなの!だからシグ力を貸して!」

「ランはどうするのじゃ?」

「私はここで見てるかな、そばにいると足手まといだし〜それに戦うの私のとくいぶんやじゃないし〜」

とランは拗ねて言う

「「じゃあ暴れるか!」」 

これを合図として僕は精霊魔装(エレメンタルヴァツフェ)展開式(リリース)を唱えた

「汝戦いの女神、終焉の闇さえ照らす光よ―――」

「今此処に悪を葬る刃となれ!」

シグの身体が粒子となり僕の手にひとつの大鎌(サイズ)となった

『妾の使い方覚えておるじゃな?』

「もちろん...といいたいけど、鎌使うの四年ぶりだもん」

四年前か...僕の神威が不安定になり始めた時、今はけっこう安定しているけど

「姉貴がんばれ〜!」

「うん!テン、ペストを絶対助けるんだから!」


Side ラン


やっぱり姉貴は綺麗だ...私が追いつけないほど美しく強い
そんな姉貴は私をいっつも助けてくれた、昔から今までそして”こ
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