第四話 虐待されているポケモンを救え
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ボルト!」
十万ボルトが一直線に伸び、ゴルダックに命中した。
その一撃で金縛りとサイコキネシスが解け、ミルの体は自由になった。
倒れかかったミルの体をツヴァイは支えた。
「ツヴァイ…さん…。」
「遅れてごめん。僕が傍を離れたばかりに…。」
「私も…油断してました…足手まといになってすみません。」
「いいんだよ。でも今は…サーナイトもう一度十万ボルト!」
もう一度サーナイトは十万ボルトを放ち、ゴルダックは倒れた。
「サーナイトはそのままミルちゃんの介抱をお願い。」
「サナ、サナ。」
「よくも…よくもミルちゃんにひどいことをしてくれたな!」
「ツヴァイさん…。」
女の子であるにも関わらず怒った時の希薄は男子そのものだった。
正義感が強くて頼りがいのある…ミルはそんな彼女に憧れていた。
「何っ!?」
男はその様子に驚愕した。
謎の少女がゴルダックを出していたのだ。
「アリアドス、糸をぐるぐる巻きにしろ。」
「出番だ、グレイシア!」
エースであるグレイシアを出した。
「グレイシア、吹雪!」
グレイシアの吹雪で庭全体が凍りついた。
「なっ、なんだと…。」
ついでにアリアドスも凍り付いて倒れた。
「ぐっ、ヘルガー!燃やし尽くせ、大文字!」
ヘルガーは大文字を放った。
するとフィールドから炎で水蒸気が発生しグレイシアの姿が見えなくなった。
このことを見越してあえてこの庭全体を凍らせていた。
「フフ、グレイシアはフィールドを制圧する。グレイシア、シグナルビーム。」
ヘルガーにこっそり近づき、シグナルビームを放った。
「ああっ、ヘルガー…。」
「吹雪!」
シグナルビームで一瞬ではあるが怯んだ隙をついてゼロ距離から吹雪を放った。
炎タイプとはいえどゼロ距離からの吹雪は強烈だった。
「ぐっ、このままだとヘルガーがやられちまう。ハブネーク、どくどくの牙!」
ハブネークがヘルガーと交戦中のグレイシアに迫る。
しかしハブネークの体は中に浮いた。
慌てるハブネークだったが地面に叩きつけられ倒れてしまった。
「何…!?はっ、まさかさっきのサーナイトのサイコキネシスか。」
「その通り。ミルちゃんの介抱だけに使ってたと思ったら大間違いだ。お前みたいなトレーナーが汚い手段に出ることはお見通しだ。グレイシア、トドメをさしてやれ。シグナルビーム!」
グレイシアのトドメのシグナルビームでヘルガーは倒されてしまった。
「どうやらあれで最後みたいだな。ゴルダックが庭の警備にあたってるのを見るとこの家にお前以外の人間はいないみたいだな。それはそうだな、ポケモンに虐待をする奴が
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