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蜀碧
第二章
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な」
「それでは」
「今より」
 こうして民達も容赦なく殺されていった、都が置かれていた成都は瞬く間に生きている者がいなくなった。その代わりに屍が幾つも何処までも堆く積まれ。
 成都の周りの川はどれも血で紅になった、それを見た成都の周りの民達は恐れ慄いて口々に言い合った。
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