第六十六話 Zero Virus Maze-Purple Cyber Maze-
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っていたらしく、破壊されたことで壁が戻らなくなったようだ。
ファルコンアーマーのフリームーブはレプリカフォースアーマーのホバリングよりも長時間滞空出来るが限界は存在する。
フリームーブの制限時間が過ぎ、落下するが背部の翼のホバーで緩やかに落下していく。
しかしこのままでは棘に落下してしまう。
エックス「一か八かだ…!!」
ファルコンアーマーからパワーと防御力重視のガイアアーマーに切り換える。
その凄まじい重量は床に着地した瞬間、地響きを立てる。
エックスは全身に凄まじいエネルギーを燃え上がらせる。
そのアーマーの強度は鋭利な棘すら平地と変わらないと思わせるくらい問題ない。
ソルボーカとレッドアイは既に破壊した。
残りはブルーアイとグリーンアイのみ。
ブルーアイが射出され、エックスに向けて体当たりを繰り出す。
重量級のアーマーを纏い、動きが鈍くなったエックスは腕を交差させてガードする。
体当たりを受けても全くダメージを受けない。
その防御力にエックスは驚いたが、ブルーアイが戻る前にチャージし、エネルギーを纏った拳をブルーアイに叩き込む。
エックス「ガイアインパルス!!」
FXアーマーのメガトンクラッシュを元にした技であるためにその威力は凄まじく、ブルーアイは凄まじい勢いで吹き飛ばされ、壁に激突し、半壊状態となる。
エックス「ガイアチャージショット!!」
ガイアショットは他のチャージショットに比べエネルギーチャージの所要時間が短い。
つまり速射性に於いては数あるチャージショットの中でも特に優れた装備なのだ。
しかも至近距離で放たれたとあってはネックである弾速の遅さ、射程距離はまず影響しない。
ガイアチャージショットの連射をまともに受けたブルーアイは跡形もなく消滅した。
最後にグリーンアイが浮かび、エックスに向けて弾丸を放つ。
エックスはガイアショットを連射することで弾丸を防ぎ、棘が敷き詰められた壁を蹴り、掌に絶大なエネルギーを纏わせる。
エックス「ガイアショットブレイカー!!」
ガイアチャージショットの数倍の威力を誇るエネルギー弾を前方に発生させ、グリーンアイに喰らわせるとグリーンアイは塵も残さず消滅した。
沈黙したランダバンダ・Wにエックスは深く息を吐くと、ゼロを追い掛けようとしたが、背後からルインの反応がしたために振り返る。
ルイン「エックス!!」
エックス「ルイン、無事だったのか…」
ルイン「うん、手こずったけど何とか勝てたよ…ゼロは?」
エックス「ゼロは先に行った。俺達も早く追い掛けなければ……」
ルイン「そうだね…でも…」
エックスとルインが背後を見遣ると、大多数のイレギュラーがエックスとルインを狙っていた。
エックス「まずはあ
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